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REX Black Diamond Hot Wax。チェーンオイルよりも固形ワックスの時代へ。

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チェーンの低摩擦性を求める意気込みはなかなか凄いなと思ってしまいますが、以前からチラホラ海外記事で見かけるのがチェーンオイルではなく固形ワックス。
フィンランドのREXというブランドの「Black Diamond Hot Wax」が最強みたいな話を見かけます。

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REX Black Diamond Hot Wax

Black Diamond Hot Wax - Rex
LOWEST POSSIBLE FRICTION, BEST DIRT REPELLENCY, AND EASIER MAINTENANCE Hot waxing is an increasingly popular method for ...

この固形ワックスを溶かして、洗浄したチェーンをどぶ漬けするというチェーン潤滑剤です。
固形ワックスは汚れを溜め込まずにチェーンをキレイな状態に保ち、最大1500キロ効果が持続するそうな。

 

白いブロックが11個、黒いブロックが1個ありますが、最高の潤滑性能を得るには全て(11+1)を溶かして使い、耐久性重視の場合には白いブロック4個と黒いブロック1個を溶かしたもの(4+1)を使う。
耐久性の4+1の場合に白いブロックが7個余るじゃないか…というわけではないようで、白いブロック7個は下処理用ワックスとして二段階に処理するために使うのだとか。

 

実際にどうやって使っているのかについては動画を探しましたが、こんな感じとか。

 

このワックス自体は再利用できるので、次にまた同じように使うようですが、固まってしまうらしい。
REXの説明ではワンパックで「数十回」使えるとあります。

 

Zero Friction cyclingの検査結果ではかなりの好成績になっています。

 

Lubricant Testing - Zero Friction Cycling

 

ワックス系が低摩擦だと数字でも出ていますが、若干謎なのはフィニッシュラインのCeramic Waxがおかしな数字を叩き出している点。
何か間違いがあったのだろうか?

 

再ワックスするときには再び溶剤などで洗浄する必要はなく、お湯ですすぐ程度で十分。
お湯でワックスを溶かしながら汚れを洗い流すようなイメージになる模様。
現実的には500キロ程度走ったら再ワックスすることがいいらしい。

 

REXによると3つのチェーンをローテーションして使うことが推奨されているようで、ワックス掛けしてあるチェーンと交換し、その間に使っていたチェーンに再ワックス施工。
3つである必要はないような気もしますが、以前話題になった「イノテック105」なんかも同じように、複数のチェーンをローテーションして使う人がいた気がする。

 

複数のチェーンをローテーションして使う人はたまに聞きますが、洗浄・注油の過程に時間を掛ける人はローテーションしてますね。

 

ただしこのREX Black Diamond Hot Wax、たぶん日本だと取り扱いはないはず。

MOLTEN SPEED WAX

Zero Friction cyclingの試験結果ではMOLTEN SPEED WAXも上位になっていますが、原理は同じ。
固形ワックスを溶かして、洗浄したチェーンをどぶ漬けする形。

一見するとめんどくさそうな施工にも思えますが、最初にしっかり洗浄してないとワックス施工は意味がありません。
間違ってもワックス掛けしたチェーンに液体オイルをつけたりしたら全てが台無しになりますが、こういうワックスが好きな人って勝手なイメージですが超音波洗浄器を持っていてかなり念入りに洗浄している印象です。

 

まあ、Zero Friction cyclingの数値を見るとかなりの好成績になってますが、若干謎なのはフィニッシュラインの結果。
何かミスっているのだろうか。
あれはあれで効果的だと思うし。


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