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SILCAのSTRIPCHIPは、グリスをワックスに変える?新品チェーンのグリス落としとワックス施工が10分ちょっとで完了するシステム。

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先日取り上げたSILCAの「CHAIN WAXING SYSTEM」ですが、

SILCA CHAIN WAXING SYSTEM。チェーンは煮込む時代へ。
最近、チェーンを完全脱脂した後に固形ワックスを温めて溶かし、チェーンを「煮込んで」コーティングすることが流行りみたいですが、SILCAは専用の煮込み器「CHAIN WAXING SYSTEM」を販売しているらしい。75°Cから125°Cまで...

SILCAの動画を見ていたら、なんか壮大に意味がわからないけど、「工場出荷時のチェーンについているグリスをワックス成分に置換する」と。

脱脂不要でグリスがワックス成分に変わる…とは?

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SILCA STRIPCHIP

Chain Waxing System
Wax your chain in our specifically made wax melter ideal for use with the Strip Chip by setting exact temperatures to wa...

このSILCAの「CHAIN WAXING SYSTEM」にSTRIPCHIPを溶かすのですが、「チェーンにワックスをかけるために強力なクリーナーや脱脂剤を使用する必要がなくなるぜ!」と書いてある上に、「グリースをワックスのような物質に変える」とも書いてある。

 

何の話なのかイマイチよくわからなかったけど、こんな感じらしい。

 

・少なくとも300gの「ホットワックス」と、STRIPCHIPを1つ「CHAIN WAXING SYSTEM」に同時に投入する必要がある。
・STRIPCHIPはチェーンに使われているグリスを「剥がす」ために、シマノやKMCなどのグリスのベースオイルを調べて作られたもの。
・STRIPCHIPがグリスを「剥がし」、ホットワックスがチェーンに被膜を作るイメージか?
・SILCAの説明によると、STRIPCHIPはグリスのベースオイルを食い尽くすパックマンだとする(笑)
・あくまでも新品チェーンに使うもので、使用済みチェーンには効果がない。
・既にチェーンオイルを添付したチェーンについては、STRIPCHIPの成分ではそのチェーンオイルを食い尽くせないため意味がない。
・新品チェーンに「CHAIN WAXING SYSTEM」を使ってSTRIPCHIPとホットワックスを施工した後、毎回STRIPCHIPを使うわけではない。工場出荷時のチェーンに最初に施工するときのみSTRIPCHIPを使い、それ以降はホットワックスのみを使う。
・ワックスは70~80回くらい使える。
・再ワックス施工する前に、チェーンを沸騰したお湯に浸せば汚れは落ちる。

 

つまり、新品チェーンを買ってきたら「CHAIN WAXING SYSTEM」にSTRIPCHIPとホットワックスを入れて温める。
そこにチェーンを10分投入すれば、グリスがワックス成分に変わる。
チェーンが汚れてきてワックスを再施工するときは、沸騰したお湯にチェーンを付けて汚れを取り、ワックスに投入する。

 

10分ちょっとで脱脂とワックス施工を完了できる夢のようなシステムという話なんですかね。

お手軽にワックス施工という話か?

新品チェーンにはネットリしたホンキ度が高いグリスがついてますが、SILCAのシステムではグリスを剥がしながらワックス施工までを10分ちょっとで完了できる夢のような話なんだと思われます。
やたら地球に優しいこともアピールしているように見えますが、ディグリーザーやクリーナーを使ってグリスを落とすのではなく、一つのシステムでグリスを剥がしながらワックス施工する。
新品チェーンをSTRIPCHIPとホットワックスで煮込むこと10分で完了という話らしい。

 

アルカリ性洗剤ガー!という話とも無縁なワケですね。

 

なんか海外では爆発的にこのマシンが売れているみたいな話も出てますが、日本でも販売するのでしょうか?


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