ちょっと前からシマノの13速ワイヤレスコンポの特許情報が公開されて話題になってますが、
この通り、スプロケは13枚。
セミワイヤレスからフルワイヤレスになる模様。
で、本題。
シフトについては実はまあまあどうでもよくて、問題はこれです。
「えれくとりっくぶれーき」とあるわけですよ。
電動ブレーキですよ。
シマノが電動ブレーキについて発表したのは今回が初めてではなく、以前から電動ブレーキを模索していた模様。
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以前から噂されていたのは電動ブレーキの中でも「ワイヤレスブレーキ」でして、センサーがついたブレーキレバーを握る強さをワイヤレス送信してモーターを動かすらしい。
ただし、完全ワイヤレスブレーキというわけでは無さそう。
ブレーキレバー内にはオイルリザーバーがあるらしく、油圧とワイヤレスの両面から制動する仕組みなんじゃないのかなと予想されますが、完全ワイヤレスブレーキだったらバッテリーが切れたら爆死しますよね。
シフト操作のバッテリー切れは悲しいけど走ることは可能。
完全ワイヤレスブレーキがバッテリー切れや故障したら…オーマイガーッ!と叫ぶだけになるからあり得ないか。
けど、ワイヤレスブレーキについてはそもそも必要な技術なのか疑わしい面もあります。
油圧ディスクになりブレーキについては十分なんじゃないかと思うけど、ワイヤレス化するメリットとは一体…
しかし「ワイヤレスブレーキ」が登場した日には、リムブレーキorディスクブレーキという無意味な争いかのほか、「手動ブレーキ」or「ワイヤレスブレーキ」という争いまで加わるのですかね。
お前まだ手動ブレーキなの!?とマウンティングしてくる人がいることすら予見されますが、ブレーキについてはワイヤレス化するメリットがわからないなあ…
そして隙間産業的に、中華ブランドが「リムブレーキ用ワイヤレスブレーキを作ったYo!」とアナウンスする未来まで予想してみましたが、シマノは何を登場させる気なのでしょうか?
![roadbikenavi](https://roadbike-navi.xyz/wp-content/uploads/2021/01/20210101_140521.jpg)
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
作るのは勝手にどうぞですが、売ろうとして完成車に組み込む働きかけを頑張るのはやめて欲しいですね。13どころか12速もワイヤレスシフターも僕はいらないし、高価格化と選択肢の減少で、ただの迷惑です。
目新しい機構を次々投入してコアユーザーの買い換えを煽りたいのかも知れませんが、その結果どうなったかは、もう誰の目にも見えてきているのではないでしょうか。ロードバイクの価格が学生さんや庶民の購買力から乖離し、乗り始めの敷居が高くなり、ファンの裾野が狭まった影響は、これから本格的に効いてくるはずです。
メーカーさんの発想が内向きな気がしてなりません。やはり寡占状態というのは良くない側面があるのでしょうか。
コメントありがとうございます。
実はティアグラ最強伝説もありますしね。
ティアグラ以下は無駄にモデルチェンジせずに、「あなたのままでいて欲しい」という声もあります。
ワイヤレスなら、いっそ、脳波コントロールか何か(ヘルメットにセンサー内蔵して??)で、本能的に危険を覚えたら、ブレーキがかかる、くらいまでやったほうが、危険回避に良いかもしれません。(中華メーカなんかが既にやってるかもしれませんね)
現実的には、クルマやオートバイには標準化されているABSは、ロードバイクにもそろそろ付けた方が良いと思います。ベンチャー的に販売している会社はありますが、シマノ含め、大手は手を付けてなさそう。
コメントありがとうございます。
脳波コントロールは怖すぎです。
無駄に反応してブレーキが掛かるリスクが笑
ABSはE-BIKE用コンポには既に導入されてます。