熱成形できるサドルREFORM(リフォルム)が日本に上陸し、ミズタニ自転車さんが代理店になるそうな。
熱成形できるサドルといわれてもピンと来ないけど、どんな話なのでしょうか?
REFORMの熱成形
熱成形できるサドルといわれてもイマイチ何の話かわかりませんが、まずローラー台などにセットした自転車にサドルを取り付けます。
次に電源を繋いで、サドルが温まるまで3~5分ペダリングする。
時間が経ったら電源をオフにして、さらに6分間ペダリングして完了。
そもそもこのサドルが開発されたきっかけは何なのか。
スキー競技経験者のMike Perretenは以前から熱成形されたブーツの快適性とパフォーマンス向上を理解していた。
Mike Perretenはロードバイクに乗る上でサドルからの痛みに悩まされてましたが、熱成形されたスキーブーツの技術をサドルに応用してみてはどうか?と考え開発したらしい。
なので人それぞれに合わせたカスタムサドルという話。
なお、サドルが温まり電源をオフにした後の冷却ペダリングタイムについては30秒ごとに 3つのライディングポジション (上ハンドル、ブラケット、下ハンドル) を切り替えるようにとなっています。
ポジションは3つのみで結構です。
間違ってもダンシングとかやめましょうね。
おそらく、最初のサドル位置や高さのセッティングが重要。
セッティングが狂ったままカスタムしても意味がないので、取り扱い店で施工サービスみたいなのがあればそういうのを使ったほうがいいかも。
なお、ACアダプターは付属ではなく別売。
2つのサドル
REFORMには2つのサドルがある。
TANTALUSはチタンレールを使ったショートサドルで、重量は235g。
Reform Tantalus MTB Saddle - Reform Saddle
SEYMOURはサドル後方をワイド化したショートサドル。
Reform Seymour Custom Moldable Saddle - Reform SaddleFit enhances performance. The Reform saddle uses your sit bones & unique riding position to mold to your form, a custom ...
スペックはこちら。
TANTALUS | SEYMOUR | |
重量 | 235g | 197g |
長さ | 245mm | 252mm |
幅 | 142mm | 142mm |
レール素材 | チタン | カーボン |
値段 | 37400円 | 49500円 |
ケツの悩みを解消しそうか?
最近はあまり聞かない気がするけど、以前は「サドルが合わない」として様々なサドルを試している「沼」の人がまあまあいたような。
個人的にはサドルの問題よりもポジションの見直しが先だと思うし、沼系に陥る前にポジショニングを見直すことをオススメしてますが、何をしてもダメという人には救世主になるのかも。
どうでもいい話として、真冬に「ヒーターサドル」があったら気持ちいいのだろうか?と考えてしまいました。
我が家にはヒーターサドルが付いてますが、あれはサドルとは言わないか…穴あきサドルでヒーター付きだった気がする。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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