オススメのタイヤについて質問を頂きました。
初めてロードバイクのタイヤを交換するつもりです。
ガチ勢じゃなくレースにも出ることがないので高いタイヤは要らなくて、安ければ安いほどいいのですが、安いタイヤでオススメはどれになりますか?
回答いたします。
ガチ勢??
この手の質問は時々来るのですが、メールの中で【ガチ勢】という単語が見られることが多くなりました。
最初見たときにこのガチ勢という意味がイマイチ分からなかったのですが、調べてみるとこういう意味のようですね。
ガチ勢とは、「本気で取り組んでいる人」や「コアな知識や経験を有する人」を意味する言葉である。
元々はゲーム用語だという話です。
元々はゲーム界隈で使われていた言葉で、ゲームに対して過剰に入れ込んでいる人ややり込みプレイヤーを指す。
なんとなくこういう意味かなと思ってたのですが、個人的にはこの呼び方には相当な違和感があります。
ロードバイクに乗るのに、ガチとか非ガチとかってありますかね??
何をもって本気で乗り組んでいるのかよくわからないのが実情です。
逆にこういうガチとか非ガチみたいな区別をするのも好きではありません。
なんとなくの勝手な解釈ですが、ガチ勢じゃない人は適当に乗っている⇒交通法規もテキトーみたいな勝手な印象を持ってしまうので(妄想?)、嫌な呼び方だなぁと感じるのは私だけでしょうか?
ロードバイクって23mmとか25mmのタイヤ二つだけで、かなりの速さを出す自転車です。
地面と接しているのは唯一タイヤだけですが、タイヤをケチる人は安全意識が欠けていると思っているので、正直なところ【安ければ安いほど】というタイヤでいいものがあるとは思っていません。
サー〇ァスの〇カとか、パ〇レーサーのク〇ーザープラスとか、個人的には良さがわかりません。
完成車付属のタイヤすら使いません。
私の場合、完成車を買ってきても家に帰るや否や即座にタイヤは交換します。
ショップから家までの数キロしか完成車付属のタイヤは使ったことがなく、ゴミ箱行きです。
これはクロスバイクの時からそうでして、クロスバイクについていたタイヤも、翌日には交換しています。
タイヤ次第で走りが大きく変わるという経験をしているものですから、安物タイヤには戻せないし戻すつもりもないのが実情です。
とはいえ、予算にも限りはあるでしょうから
私は一番乗っていた時期は、月間1300キロくらいは走っていました。
その頃は、3ヶ月に一度くらいタイヤ変えていました。
この時選んでいたのはパナレーサーのAです。
パナレーサー タイヤ RACE A EVO3 [ALL AROUND] 700×25C ブラックF725-RCA-B3
昔は3000円台で買えましたが、最近はやや割高ですね。
とはいえ、4000円台で買えるわけですから、それほど高いものでもありません。
どうしても予算重視という人には、こちらをオススメしています。
Vittoria – Rubino (ルビノ) Pro G+ グラフェンフォールディングタイヤ
ヴィットリアのルビノプロです。
実売3000円台ですが、耐久性、グリップ力、品質などを考えたらバランスがいタイヤです。
クローザープラスとかセカとか、そういうタイヤはルビノプロよりも安く買えます。
ただ、耐久性がイマイチなので、ルビノプロよりも早く寿命が来ます。
そうなるとどっちがお金がかかるかは微妙になって来るんですね。
目先の値段だけ見てしまうと、失敗します。
【ガチ勢】じゃないなら、耐久性重視のほうがいいかと
ガチだからとかガチじゃないから、という考え方自体が理解できないのですが、私はどっちなんですかね?w
さていわゆるレーススペックのタイヤの場合は、耐久性が低いことが多いです。
これはそういうものです。
耐久性重視ならルビノプロあたりがバランスがいいかと。
私の場合クロスバイクのころからタイヤだけは最上級のモノしか使っていませんが、いろんな試乗車に乗りたびに一番がっかりするのはタイヤです。
クソみたいなタイヤを付けている完成車もあります。
フレームケチってでも、タイヤはいいものを付けたほうがいいと思いますけどね。
一本1000円とかのタイヤに命預けるのは、私にはできません。
レーススペックのタイヤですが、超軽量タイヤだとさすがにレース専用です。
200gを切るようなタイヤは、一発決戦ようだと考えたほうがいいでしょう。
安すぎるタイヤの場合、グリップ力が低くコーナーリングで膨らみやすいものもありますし、ウェット環境だと滑るものもあります。
ひび割れしやすいタイヤもあります。
個人的にはハイエンドのタイヤばかり使っていますが、最低ラインでもルビノプロクラスにしておいたほうがいいと思っています。
タイヤをケチるのは安全面から推奨しません。
値段は張りますが、オススメタイヤの王道はコンチネンタルのグランプリ4000s2になります。
Continental(コンチネンタル) GrandPrix 4000 S II Bk-Bk skn fd 700x25C 0100945
売り上げランキング: 9,573
耐久性も高いので、これにしておけば不満は出ないと思いますね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
ガチ勢じゃない:
– レースとか出る気ない
– ストイックにトレーニングとかする気ない
– そこそこ速く遠く走れればいい
ぐらいかと。ファンライダーやツーキニストな層ですかね。
「ロードバイク乗るならピチパンでひたすらスピードを追い求めなきゃカス。速いやつが偉い」みたいな一部の風潮に対する揶揄ですな。
コメントありがとうございます。
個人的に思うことですが、同じロードに乗っているわけですから、ガチとか非ガチみたいに分ける必要性はないと思っています。
>「ロードバイク乗るならピチパンでひたすらスピードを追い求めなきゃカス。速いやつが偉い」みたいな一部の風潮に対する揶揄ですな。
速いやつが偉いとは思わないですが、そういう風潮に揶揄すること自体が、なんか嫌なんですね。
逆に自分を卑下しているようにしか思えないのです。
人によって線引きの度合いは違うとは思いますが、概ね「ガチ勢=レース志向」それに対して「非ガチ=ファンライド志向」
ってところじゃないでしょうか。
多分、自分を卑下してる訳でも上昇志向の人に対して「よくやるよ」的な見方でもなく、自分のスタンスを表現しやすいからガチ勢という言葉を用いるのかと思います。
で、私はソコソコ速く走れるようになりたい、年に数回ライドイベントに出る程度の非ガチ勢なんですが。。。
タイヤ選択は私も色々と調べて悩んでいた時、バイクを買ったショップに相談に行ったことがあります。
店長さん曰く耐パンク性、耐久性とグリップのバランスが抜群で店のチーム員ほか先輩ローディの支持を得ているのはコレ、と勧めてくれたのがブリジストンアンカーのエクステンザでした。
価格的にコンチネンタル・グランプリS2とほぼ同じですが、今のところ売り込みの通りパンク知らずで不満なく使えています。
ガチでも非ガチでも、タイヤ性能はグリップだけでなくブレーキ性能にも関わるので私個人としてはあまりコスパコスパ言うよりも、出せる範囲でお金をかけるべきはタイヤだと考えていますね。
コメントありがとうございます。
ほかにもメールいただいている方がいるのですが、その方のガチの定義は、レーパン履いているかどうかだそうです。
定義がない言葉なので、自分自身がどの立ち位置にいるかによっても違うでしょうね。
私はコスパという単語も好きになれないのですが、好きになれない理由として、ロードバイク関連でコスパという言い方をする場合、単に安いだけを指すことが多い気がしているからです。
コストパフォーマンス、つまりは費用対効果なので、安くても性能際書くなタイヤなら意味がないわけで。
エクステンザ、そんなにいいんですね。
一度使ってみたいと思ってますが、なかなかその機会もないので・・・
「タイヤは命を乗せている」昔のBRIDGESTONEの自動車用タイヤのキャッチコピーですが、言いえて妙でした。
良いタイヤは全ての人に恩恵をもたらすものだと考えてますので管理人さんの意見に賛同します。
まぁその"良いもの"の中でどれがお勧めか?となれば、メーカーが「エンデュランス系」と区分してるモノが耐パンク性能と走行性能のバランスが良くてよろしいんじゃないでしょうか。
ちなみに私はパナレーサーのグラベルキング(無印ヤスリ目.26c)ですが、5,000kmほど(内未舗装、山道を1割ほど含む)走行して一度もパンクはありませんし、濡れた路面でもよくグリップしてくれます。
これで実売1本4,000円足らず。素晴らしく"コストパフォーマンス"が高い、と感じてます。
コメントありがとうございます。
確かに、いい表現ですね。
ちなみにエンデュランス系のタイヤですが、私はあまり好きではないんですよ。。。
どうも走りが重ったるいのが多い気がしてまして・・・