読者様からメールを頂いたのですが、確かに最近アルミスポークのホイールは少ない。

うーん…
昔はレーゼロ、シャマル、キシリウムプロなどがアルミスポークホイールの定番でしたが、今ってアルミスポークなのはレーゼロとレーゼロカーボンくらい?
一応シャマルリムはサイトに掲載されているけど。
たぶんですが、ディスクブレーキ化によりリアエンドが拡張してフランジ幅が広がり、スポーク素材で剛性を上げるまでもなくなったんじゃないかと思ったりする。
もしくはスルーアクスル化の影響でリア駆動剛性が高まったことも理由かも。
元々、どのブランドもリムハイトが高いホイールにはアルミスポークを採用してなかったと記憶してますが、リムハイトが高い=スポークが短い。
スポーク素材云々で剛性を高めるまでもないからアルミスポークを採用してなかったのかなと。
まあ、リムハイトが高くても組み方が悪いとシュータッチならぬフレームタッチをする実例があった気がしますが、あれにしてもアルミスポークならフレームタッチしなかった…なんてワケもない。
スポーク素材による違いはそこまで大要素ではない(あくまで他の要素と比べての話)と思うので、その意味では「意味がなかった」という話にもなりそうですが、要は旧規格下(130mmクイック)では多少なりとも効果があったわけで、廃れたから意味がなかったと断じるのは違和感。
規格が違うのよね。
まあ、剛性が高いなら高いほうがいい…なんて安易な話じゃないし、その人にとって過剰剛性ならむしろ害にすらなる。
昔の規格では多少なりとも効果があったけど、今の規格ではわざわざ採用するメリットが薄いだけなのではないでしょうか?
一つのプレイでも、昔は笑いを取れたけど今は社会的に許されないなんてあるよね。
同じことをしても時代が変われば捉え方が変わりますが、じゃあ昔を全否定するのかというとちょっと違う気がします。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
リムブレーキでもカーボンリムとアルミスポークの組み合わせが無かったことを考えると、材質特性の相性が悪いか、デメリットの方が大きいだけのような気がします。空力面で太いアルミスポークは不利ですし。
コメントありがとうございます。
一応、レーゼロカーボンさんはアルミスポークだったはず。
とはいえ、剛性が高すぎてさほど人気がなかったゆうな…
そういえばありましたね。全く気が付きませんでした。
なんとなくディープリムとの相性の問題かなと思ってます。スポークが短くて伸びも少ないので、細身のステンレスで十分なのかなと。
コメントありがとうございます。
リムハイトが高いと、たぶんアルミスポークとは相性が悪いと思います。レーゼロカーボンはちょっと特殊ですから…
数年に一度リアロー落ちさせてしまうメンテ不足の俺にはカーボンスポークは怖くて扱えない
コメントありがとうございます。
割れたら終了だと、安西先生が言ってましたしね…