デカトロンブランドのVAN RYSELから初のカーボンホイール「VR 35」と「VR 50」が発表されました。
VAN RYSEL 「VR 35」と「VR 50」
VR 35 et VR 50 - VAN RYSELAprès plus de deux ans de développement, VAN RYSEL dévoile ses premières roues en carbone.Conçues avec la même exigence ...
先にスペックを確認。
VR35 | VR50 | |
リムハイト | 35mm | 50mm |
フロント重量 | 670p | 710g |
リア重量 | 820g | 850g |
ペア重量 | 1480g | 1550g |
リム内幅 | 22mm | 22mm |
リム外幅 | 30mm | 30mm |
スポーク数 | 24/24 | 24/24 |
タイヤ互換性 | 25mm~55mm | 25mm~55mm |
ハブ | DT Swiss DT370 Classic | DT Swiss DT370 Classic |
フロント重量とリア重量を足した数字がビミョーに合わない理由はわからない。
チューブレスレディ対応なのはもはや当たり前だし、リム幅も最近のトレンドを踏まえて28mmタイヤで最適化されるようになっている。
ところで、良くも悪くも似たようなスペックのホイールはたくさんある。
35mmと50mmというリムハイトも一般的だし、重量やリム幅も相場通りのスペックと言えますが、強いて違いを挙げるなら「耐積算130kgまで」ですかね。
カンパニョーロやフルクラムは109kgまでですが、109kgまでというのは人間の煩悩(108個)にちなんでいると言われる。
それよりは多少強度に振った作りなのかもしれません。
…すみません、いきなりウソをつきました。
カンパニョーロやフルクラムは煩悩とは無関係です。
もう1つ特徴を挙げるならVAN RYSELらしいプライスということ。
VR35が799.99ユーロ(約128800円)、VR50が899.99ユーロ(約144900円)なので、わりと安い。
とはいえこの価格帯のホイールは他にもある。
その意味では似たようなスペックのホイールとの差別化ポイントがどこなのかは難しいけど、ワケわからんブランドと違い保証体制は良さそうな気がする。
ちなみに交換用スポークが8本付属するので、「スポークが折れたときの調達」はあまり気にしないで済む。
たまにあるのが、スポーク調達に困るケース。
専用スポークだとかなりややこしい。
ところで
似たようなスペックのカーボンホイールはいくらでもある気がしますが、昨今の傾向を考えると、話題になるかならないかは「どんだけインフルエンサーにバラまいたか?」になっているのが現実。
それ自体がダメとは言わないし、初期段階でインフルエンサーにバラまいても継続的に話題になるかは別問題ですが、VAN RYSELはそういう方向性ではないと思われる。
インフルエンサーマーケティングはわりと主流ですが、その流れが本当に正しいのかやや疑問なんですよね。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
耐積載(積算は誤植ですよね)が他社より多い(重い)ということは、ターゲットを太った人向きにしているのか、それとも、象が乗っても壊れない筆箱とか、100人乗っても壊れない物置とか、そういう広告コピーに使うためなのか。
そういえば、インフルエンサー。Xやスレッズなどで流れてくるのを見ると、グルメ系のインフルエンサーには、「書いてあげるから、タダ飯食わせてくれ」とか「おカネくれ」という風に飲食店に営業を掛ける人も多いようです。
依頼されるのではなく、そんな営業を掛けるなんて、恥ずかしくないのか、と思います。
コメントありがとうございます。
誤記ですね、ありがとうございます。
そもそも古くから新聞記者なんかは「記事にしてやるならタダだよな」と脅してタダ飯ですから、新聞記者からインフルエンサーに変わっただけなんですよね。
メリダのアップグレードのホイールってどうなんでしょう?
今キャンペーンしてるみたいなのですが、、
コメントありがとうございます。
これですよね。
https://roadbike-navi.xyz/archives/54640
メリダらしく軽量性ではなく汎用性と強度重視にしたものと見てますが、試乗可能なショップを探して試乗したほうがいいと思います。
なぜなら、某アルミホイールと性能的に大差ないという意見もあり、今使っているホイールと性能的に変わらないならお金を出す意味が薄く、しかも体感効果は個人差が大きいからです。
それです!!あんまり意味が無さそうですね!だから皆あんまり興味ないんですね!
ありがとうございます!
すみません!
キャンペーンって33000円で買える奴ですかね?
その値段ならアリですが、どちらにせよ試乗したほうがいいと思います。
メリダのリアクト4000とかが対象になってて無料でホイールつけてくれるやつです。
それを見逃してました。
タダならアリです笑