ちょっと前から台湾の自転車業界では話題になっていたことなんですが、台湾からの自転車輸出が前年比31.3%ダウンな上に、E-BIKEについては47%ダウンという危機的状況に陥っている。

E-BIKEの輸出が前年比47%ダウンした件は1月にBike Europeなどが報じていたのですが、E-BIKEの需要が急落。
ヨーロッパとアメリカでの需要低下が著しいとも言われてますが…
とはいえちょっと興味深いことに、台湾のメリダについては昨年の春以降から売上が前年比でみて驚異的な回復傾向にあったわけでして、

メリダは何が売れているのだろう?と不思議に思ってました。
こちらによると、メリダはE-BIKEの出荷台数が前年比で28%増加(非E-BIKEは38%減少)になっているわけで
一口にE-BIKEといっても、価格帯によって需要が変化してきた可能性もある。
そういう事情から今回のTaipei cycle showは盛況とは言い難い状況らしいけど、自転車業界は再び冬の時代に突入なのか?というと必ずしもそうではないらしく、中国市場は相変わらず盛り上がっているらしい。
特に中国ブランドは質がかなり向上しているという話もあるわけですが(以前のように安かろう悪かろうの時代とは違う)、そういう時代に復活したKUOTAさんの黒幕が誰なのか気になってしまうw

DAREなのか誰なのかはわかりませんが…
台湾ブランドが苦戦中なのか?というと、確かに苦戦中にあるのは間違いないにしても、むしろヨーロッパやアメリカブランドのほうがダメージが大きいように思う。
日本国内でもビアンキストアが大量閉店するなど直営店は厳しい一方、スポーツサイクルショップの中ではわりとゆるふわ系のコギーも大量閉店するなど不穏な動きがありますが、

いまだ自転車業界は冬の時代というところなのでしょうか?

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
コメント失礼します。
弱虫ペダルブームで多少盛り上がった時期があったとはいえ、ロードバイクをはじめとするスポーツバイクがバカ売れするようなことはこれまでもこれからも無いと思っています。
理由は色々ありますが、まず初期費用がかかり過ぎて初心者や若者が気軽に始められないのが致命的です。
それと他のスポーツに比べて事故や怪我のリスクが大きいこともあります。※部活で大きい怪我をする確率がブッチギリの1位だそうです。
何とか乗り始めてその楽しさを知っても、高騰する機材だったり、ピチピチのウェアだったり、やたらマウントとってくる先輩方だったり、何かと分断をあおる業界やインフルエンサーだったり、嫌になる要素はいくらでもあります。
それぞれが自分のペースで自分が楽しいと感じることをできたらいいのですが、それを良しとしない雰囲気が特にロードバイク乗りに多いように感じます。
コメントありがとうございます。
「ブーム」は必ず終わるんですよね。
継続的にどうあるべきかなんですが…自転車界隈はいざこざが多いですから笑
値上りしすぎでしょ。
テーマパークに例えると、入場料25,000円、園内エリア毎・アトラクション毎に課金あり、みたいな。学生さんには厳しすぎてビギナーの輪が広がりませんよね。自分にしても大好きでもうすぐ5年くらい乗ってますが、欲しくても2台目を買おうと思いませんもん。通貨安の国に住んでいるからそう感じるのでしょうか。。
コメントありがとうございます。
そこに目をつけたのがダイワサイクルからでたアレですが、売れてるかは疑問でして…