先日取り上げたこちら。

フルクラムから新しいロード/グラベル兼用ホイールが登場しましたが、代理店サイトに日本での販売価格が書いてありました。
https://www.fulcrumwheels.com/en/wheels/road-bike-wheels/soniq-alx
お値段は111100円。
リム内幅23mmでリムハイトが32mmのアルミホイールなので軽さはないですが、
重量はわずか1745gです。
SONIQ ALX | カワシマサイクルサプライ | スポーツサイクル&パーツ輸入卸売業Campagnolo(カンパニョーロ)/ELITE(エリート)/fi'zi:k(フィジーク)/FULCRUM(フルクラム)/PIRELLI(ピレリ)/PROFILEDESIGN(プロファイルデザイン)/SELLE POYAL(セラロイヤル)...
10年前なら鉄下駄呼ばわりされそうな重量ですが、最近は重量の価値観が変わってきたような。
わりとややこしいことに、ホイールって「持った軽さ」と「走った軽快感」が一致するわけでもなくて、カンパニョーロのゾンダGTなんかも重量スペックは全然軽くない。
しかし使用感はわりと上々だったりするからややこしい。
アルミホイールについては、開発自体をやめたブランドもある。
シマノなんかはエントリーグレードのアルミホイールは残しているけど、フラッグシップのアルミホイールは既に滅亡している。
そういうご時世をおいてアルミホイールを出してきたことは評価しますが、最近は台頭が激しい中国ブランドのカーボンホイールが安価に買えるわけで、メジャーブランドのアルミホイールはさっぱり注目されないのよね。
ゾンダGTにしても、数年前のゾンダのように多くのサイクリストの股間を刺激するようなメガヒットには至っていない。
数年前だとちょっと走れば「まーたゾンダかいや!」と言いたくなる程度にたくさんみかけましたが…
まあ、最近はインフルエンサーマーケティングが主流だから、話題になるかならないかはどんだけバラまいたか次第とも言えますが、SONIQの立ち位置はやや厳しいかもしれません。
というのも「持って重いけど走ったら軽い」というのは、いまだカタログ値より数グラム重いだけで発狂する自転車界隈なのだから説得力は低め。
難しい時代ですなあ…

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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