スペシャライズドより、リコールのお知らせが出ています。
昨年、アレーのフロントフォークでリコールを出したスペシャライズドですが、今回はRoubaix、 Ruby,、Diverge、Sirrusと広範囲の車種が対象です。
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リコール対象
今回のリコールですが、2016から2018モデルのRoubaix、 Ruby,、Diverge、Sirrusと広範囲の車種が対象になっています。
フューチャーショック機構を持つモデルの、ステアラーチューブカラーというところに不具合があるそうです。
ここのコラム上端にある、黒いワッカのようです。
対象車種はこちらです。
かなりの車種がリコール対象になっています。
スペシャライズドによると、
当該モデルのステアラーチューブカラーは応力腐食割れの影響を受けやすく、破損した場合、突然ハンドル制御を失う可能性があります。対象となるバイクは、2016~2018年に販売されたRoubaix, Ruby, DivergeおよびSirrusのフューチャーショック仕様モデルとなります
対策として、自主的に不具合のステアラーチューブカラーを改善された新しいカラーに無償にて交換いたします。改善された新しいカラーは応力腐食割れに耐性のある素材に変更されております。恐れ入りますが、交換がお済になるまでバイクの乗車をお控えいただたき、ご購入いただいた店舗または最寄りのスペシャライズド正規販売店にお持込みをお願いいたします。
とのことです。
とりあえず該当車種をお持ちの方は、絶対乗らないようにしてください。
事故情報は??
今回のリコールに至った経緯をアメリカのスペシャのHPや、米国消費者製品安全委員会などを調べて見ましたが、事故らしい状況は今のところ確認されていないようです(単に見つけられなかっただけ)。
もしかしたら今後、リコールに至った経緯などが発表される可能性もありますので、大丈夫だろと甘く見ないで乗車は控えましょう。
昨年に引き続きですが
昨年は新型アレーのフロントフォークについてリコールが出ていました。
http://roadbike-navi.xyz/archives/3631
メリダやビアンキもフロントフォークのリコールを出してましたが、ヘッド周りはちょっと怖いですね・・・
以下の動画はリコールとは関係ありませんが、走行中にフォークコラムが折れた事例。
下り坂でスピード出ているときに折れたりしたら、即死レベルでしょうか・・・
今回のリコールは、ステアラーチューブカラーというあまり聞きなれないパーツに起こっているようですが、スペシャライズド独自のフロントフォークの振動吸収技術、フューチャーショック機能を持つものが対象になっているとのことです。
どれくらいで代替品が来るのか、今時点では発表がありませんが、個人的な予想では、フロントフォークのリコールのときよりは早く来るのではないでしょうか?
フロントフォークほど製造に時間がかかるわけではないと思いますし。
昨年のアレーのリコール問題のときは、長期間乗れないのでモチベーションが下がったという話も聞きましたが、安全性には変えられません。
甘く見て乗らないようにすることと、対象車種をお持ちの方は、即座に販売店に相談しましょう。
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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