コーダーブルームがちょっと変わったオールロードバイクを投入してきました。
おや??と思うようなスペックなんですが、ある意味では需要が多いのかもと思いまして。
2021 コーダーブルーム KESIKI Touring
何が気になったかというと、値段。
これ、税別69000円でドロップハンドル車(グラベルロード)です。
似たようなところで、ジャイアントのエスケープR DROPというものがありますが、そちらはリムブレーキ(Vブレーキ)で66000円(税別)。
エスケープR DROPはグラベルというよりも街乗りロードみたいな存在ですが、価格帯としては非常に近いところで攻めてきたわけです。
スペックはこちら。
フレーム | アルミ6061 |
フォーク | アルミ(スチールコラム) |
STI | クラリス |
クランク | シマノFC-TY501-2 46-30T |
FD,RD | クラリス |
スプロケ | シマノ8s 11-32T |
ブレーキ | TEKTRO MD-C550(機械式ディスク) |
タイヤ | KENDA K-1082 27.5×1.75(650B) |
重量 | 11.5キロ |
付属品 | ベル、リフレクター、フラットペダル |
値段(税別) | 69,000円 |
エスケープR DROPがリムブレーキで10.9キロなので、それよりちょっと重いくらい。
エスケープR DROPが700×30Cなのに対し、KESIKIは650Bで45mm幅のタイヤ。
趣向は違うバイクですが、コンセプトとしては似ているような。
要は低価格でドロップ車を作ろうというところなんでしょうし。
方向性としては、エスケープR DROPは街乗り向き、KESIKIはツーリング・オールロード向きという違うはあるものの、この価格帯で出してきたところが面白い。
注意点としては、前後ともクイックリリースです。
フロントは100mmQR、リアは135mmQR。
前にも書いたように、ホイールをグレードアップさせる予定があるなら、積極的にオススメとは言い難いところ。


エスケープR DROPはクイックリリースですらなく、ナット止めになってます。
エスケープのほうがスポーツ性を弱めているというか、ド素人がテキトーな扱いをしても問題が起こりにくい仕様・・・とも言えますが、クイックくらいはちゃんと使えるようになろうぜ!と思ったりもする。
2021 コーダーブルーム KESIKI
そしてこのKESIKI、フラットバー仕様もある。
スペック的にはKESIKI TOURINGとほぼ変わらん・・・と言いたいのですが、こちらは油圧ディスクブレーキ仕様になっているのもポイント。
スペックはこちら。
フレーム | アルミ6061 |
フォーク | アルミ(スチールコラム) |
シフター | シマノSL-M315 |
クランク | シマノFC-TY501-2 46-30T |
FD,RD | クラリス |
スプロケ | シマノ8s 11-32T |
ブレーキレバー | シマノBL-MT200 |
ブレーキ | シマノ BR-UR300 |
タイヤ | KENDA K-1082 27.5×1.75(650B) |
重量 | 11.9キロ |
付属品 | フラットペダル、高輝度ライト、キックスタンド、ベル、リフレクター |
値段(税別) | 59,000円 |
6万アンダーで油圧ディスクグラベルフラットバーロードというところでしょうか。
見た印象ですが、デザインも含めシンプル。
明らかに街乗りでも使いやすいスペックで、フラぺも付属。
キックスタンド付きだし、ライトも付いてくる。
あえて競技性とか排除したようなスペックで、低価格でグラベルロードに乗ってみたい人向けに仕上がっているような感じですね。
なお販売開始は2021年4月となっているので、結構先ですねw
コーダーブルームはこのあたりがイマイチ意味不明なところが多く、前もFARNA SL2が発表されてから、販売開始まで半年以上先だったような・・・

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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