何度か書いているロードバイクのハイビーム問題。



いろいろご意見を頂いてますが、知人が対向右折車の見落としで事故った経験から、ハイビームじゃないと怖くて乗れないという人もいます。
右折車から見て、地面を照らしている自転車は認識しやすいものなのでしょうか?
私は免許を取得していないので車に乗る機会が少ないので教えて頂きたいです。
また、確かにハイビームは目眩ましをさせてしまいますが、他に対策があるのでしょうか?
以前、知人と走っていた時に右折車が対向車線をろくに確認せずに突っ込んで来て、前を走っていた方の自転車は大破、そして大怪我を負いました。
この経験がある種トラウマとなっており私はハイビーム(多少は角度をつけるようにはしてますが)にしないと安心して走ることが出来ません。
現状、法規制はあると言えばあるし、事実上無いと言ってしまえばその通り。

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個人的には規制されるべきと
現状、ロード乗りは自己判断でこれくらいかな?とやや下向きにライトを点ける人が圧倒的多数かなと思います。
私の調べでは、明確に定義があるのは青森県の道路交通規則だけ。
埼玉県の道路交通規則でも、主光軸は下向きと書いてありますが、青森県では主光軸の地面における照射点が15mを超えないこととなってます。
ただまあ、検査されているのかと聞かれると、たぶんしてないでしょう。
これについてご意見いただいてます。
自転車ライトの件になります。
一般的な自動車の場合、地上からの目線の高さは120cmくらい、ハイエース系の場合で180cmくらい、トラックは200cm以上になります。(全高の低いスポーツカーの場合は、100cm未満の場合もあります
対向車が居る場合、地上から120cm辺りからみて眩しくないように調整出来るようになればトラブルは減るのかもしれません。
法整備されない限り難しいとは思いますが。
例えばですが、10m前方の壁にライトを照射したときに、照射最高点が地上高120センチ以内にするみたいな規定でも作ろうと思えば作れるはず。
規定があればとりあえずは目安になるので、本当は何かしらの規制があったほうがいいと思うんですよね・・・
ライトの点滅の方が見られやすいという事で日中に点滅にされてる方が多数いらっしゃいますが、正直点灯の方が視認しやすいと思っています。
特に某人気メーカーの800ルーメンでの点滅はこっちを○しにかかってるんじゃないかというぐらい眩しくて困っています。
そもそも前方からの被視認性を上げるならハイビームをするよりも白色の反射板をつけるとか反射ベストなんかを身につけるとかをする方が良いんじゃないでしょうか?
“右折車は必ず出てくるものと考えることが大切としています。
もうこれが全てというか、いつでも止まれる体制にしておく以外には事故を防止する手段はないですし。”
本当にこの通りですよね。
私は知人に道路上では周りの人間を全員狂人と思えと教わったので、右折車がこちらを認識してちゃんとこちらの直進を待ってくれるとそれだけでつい手を上げてお礼をしちゃいます(笑)。
日中については個人的には点灯よりも点滅のほうが被視認性は高いと思いますが、これで400ルーメンのRN400。
こっちは2000ルーメンのALLTY2000。
ALLTY2000はデイライトの点滅ではほぼ使っていません。
これよりも照度を下げた点滅も可能ですが、日中とは言え、こんなもんを対向車に喰らわせたら大迷惑。
某人気メーカーの800ルーメンの点滅というのも、相当下向きにして点滅させるならいいでしょうけど、水平に近いレベルで喰わらせるとよろしくない。
これ、夜間の話だと思いますが、実はこれも有効。
そもそも前方からの被視認性を上げるならハイビームをするよりも白色の反射板をつけるとか反射ベストなんかを身につけるとかをする方が良いんじゃないでしょうか?
ただしこういうの、道路幅が広い、車線数が多いと対向右折車のライトではさほど反射されないかもしれません。
まあ、合って損があるパーツでもないので、付けておくのもアリなんですが、あまり浸透していないのが実情。
まあ、片側3車線もあるような幹線道路の場合、右折専用信号がある交差点も多い。
これがあると、右直事故は相当減るはずなんですが、片側1車線道路には設置できませんしね。
結局のところ
こちらでも書いたように、

対向車から見ると、二輪車は速度感が分かりづらいという性質があります。
幅が小さいので、実際に迫ってくる速度と、対向車から見える速度は差が出るという性質。
なので、
もうこれが全てというか、いつでも止まれる体制にしておく以外には事故を防止する手段はないですし。
ハイビームにしたから対向車からの視認性が上がるというわけでもないので、こうするしかないんだと思います。
事故ったときに、対向車は【自転車を見落とした】と供述することが多いらしいですが、純粋に存在を見落としているケースもあれば、速度感を見誤ったことを指している場合も。
ハイビームにすると、自転車の存在自体は気が付きやすいかもしれませんが、速度感はむしろわかりづらくなるもの。
そもそも違反ですし、ハイビーム推奨はさすがに無し。
大津の事故の件も参考になると思いますが、あれはまさに右直事故ですよね。

あれ、右折車が悪いのですが、実際に園児の列に突っ込んだのは直進車のほうです。
避けようとしてハンドルを切ったことと、衝突の衝撃で歩道に突っ込んでいる。
この事故でロードバイクが直進車だったと仮定した場合、さすがに歩道まで吹っ飛ぶとは考えにくいですが、歩道まで吹っ飛んで歩行者にヒットすると、加害者になってしまう。
一応直進車にも注意義務があるのが道交法なので、結局はこうするしかないのかなと思います。
ライトの向き
最初のご意見であったように、
自転車ライトの件になります。
一般的な自動車の場合、地上からの目線の高さは120cmくらい、ハイエース系の場合で180cmくらい、トラックは200cm以上になります。(全高の低いスポーツカーの場合は、100cm未満の場合もあります
対向車が居る場合、地上から120cm辺りからみて眩しくないように調整出来るようになればトラブルは減るのかもしれません。
法整備されない限り難しいとは思いますが。
一つの参考としては、10m程度離れたところから壁に照射して、照射範囲が地上高120センチよりも下、あたりかもしれません。
どちらにせよ、実際に自分のロードから10mとか15m離れてみて、自分のライトがどう感じるのかくらいは最低限必須でチェックするところだと思います。
特に最近は高輝度ライトが多いので、トラブル防止のためにもライトの向きは確認必須。
殺人未遂事件も起きている時代ですし・・・

ホントこれ、ですよ。

横浜なめんな!と名セリフを吐きながら煽り運転する人もいるくらいなので、そういうのは狂人ですよね。
東京ナンバーで横浜なめんな!はパワーワード過ぎて、目も当てられません。

私も道路上の狂人に遭ったことは何度もありますが、


キチガイ様が溢れていると思っていないと、マジで爆死。
世の中、法律を守れと言ったところで無意味な人種がいることを前提に運転してないと、爆死しちゃう。
それも含めての譲り合いの精神というか、キチガイ様には譲ったほうがマシ。
こういう人に法律守れと言っても、何か意味があるのだろうか?と考えてしまいます。
オートバイに時速96キロで後方から追突すれば、ほぼ100%死んでしまうだろうということは一般的感覚でわかるものですが、頭に血が上ってしまった状態では制御不能になる人種もいるので。
【はい、終わり】と最後に呟いてますが、こんな軽々しく人の命を奪ってしまう奴もいるのが実情。
はい、終わりの前に、お前の煽りが終わっていれば人が死ぬこともなかったのにと思う。
ハイビームから事件になることもあるので、ハイビームはやめたほうがいいと思います。
車はホンキ出してしまったら、ロードバイクなんて瞬殺可能ですし。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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