こちらの続き。
マックオフの洗浄って、「Wash Tank」でまずは超音波洗浄をします。
最後「Lube Tank」にオイルを張り、オイルにチェーンをどぶ漬けしながら超音波を当ててますが、
それ自体はその通りだと思うのですが、オイルにどぶ漬けした時点で内部までしっかりオイルが回ると思う。
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被膜形成に影響するのだろうか?
こちらの動画。
最後、チェーンオイルを張ったLube Tankにチェーンをどぶ漬けしてますが、外部からチェーンにオイルを垂らすのとは異なりどぶ漬けにした時点でちょっと放置するだけでオイルが内部まで浸透してますよね。
ここからさらに超音波を当ててますが、超音波を当てることでチェーン表面の被膜形成に何か影響するのだろうか?と疑問に思いまして。
通常、オイルを垂らす注油だと毛細管現象により内部まで浸透することになりますが、
注油してすぐに拭き取ったら意味がないのは当たり前。
しかしマックオフの洗浄後の注油については、そもそもチェーンオイルの沼にどぶ漬けしているわけで、そこからさらに超音波を当てると何か変わるのか不思議。
まさか、金属がオイルを吸うわけではあるまいし。
チェーンオイルの耐久性に変化があるとか、被膜形成に何か影響する要素があるのか考えてみましたがよくわかりません。
最後の最後に、汚れを掻き出すような意味合いも含めて超音波なのか?とも考えましたが、二回もWash Tankで念入りに超音波洗浄しておいてそれも違う気がする。
自宅超音波の方は
そもそも、チェーン洗浄に超音波を使っている人がどれだけいるのかはわかりませんが、ワックス系のルブを使うならこれくらいしっかりやったほうがいいんでしょうね。
ワックス系ルブはちゃんと洗浄しておかないと意味がありませんから。
オイルどぶ漬け+超音波について、単に浸透させる以外に効果があるのかは謎ですが、マックオフの説明はこう。
超音波タンクを使用することで、チェーンの完全な洗浄とルブをピンの隅々まで行き渡らせるよう設計されています。
Muc-off 超音波 チェーン最適化コーティング - Muc-off マックオフ公式サイト
潤滑のプロセスでは、Ludicrous AF またはHYDRO DYNAMIC LUBEを、チェーン リンク内にしっかりと深く浸透させるためにルブを温め、リンクの中に入り込みやすい最適な粘度を作り出します。
Muc-off 超音波 チェーン最適化コーティング - Muc-off マックオフ公式サイト
単に浸透させる目的でLube Tankというわけではなくて、超音波により熱を生み出し被膜形成の粘度を変えるという話なのかな。
それがどれくらい差を生むのかちょっと興味がありますが、気になる方は施工してもらえるショップへどうぞ。
確かに。
個人的には同じ工程を、セラミックワックスルブで試したら面白そうな気がしましたが、家庭で無理するとオイルが発火したり、奥様が発火したりしかねないのでご注意を。
いらんことばかりするとどのご家庭でも発火しますよね笑。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
これは効果があるというか、どぶ漬けしたら超音波当てないと特に粘性のある液体だと一瞬で液が回ってコマの中に空気を閉じ込めてしまいます
私もシャープの業務用超音波を使って洗浄しますが洗浄水の水ですら、2〜3回目の洗浄ではコマの中が綺麗になって空気が入っているのでプクプク気泡が出てきます
なのでワックスにどぶ漬したら気泡を追い出さないと中にワックスが入らないので超音波を当てているのではないでしょうか?
ちなみに超音波で完全洗浄して95℃ほどの乾燥器で乾燥させたチェーンにはドライルブ系で1滴半位を完全に吸い込むくらいの空間が有ります
コメントありがとうございます。
すみません、確かにその通りですね。
ありがとうございます。
ちなみにですが、超音波洗浄する際には液体は何を使ってますか?