以前書いた記事にコメントを頂いたのですが、ディスクブレーキ+クイックリリースってそんなに脱輪リスクがあるもんなんですかね?


旅でロングライドしてきて、ガレて車体が細かくハネる下り勾配で前ブレーキを握ったとたんに一瞬で前輪が外れて落車しました。その後も何でもない市街地でさらに2回外れ。クイックはしっかり締めたはずなのにと確認したら、ぽたさんのコメントと全く同じで、あっという間に緩んでくる事が分かり、前ブレーキはマズいと感じ使わないようにしたら収まりました。カーボンフォークなので材質的にも滑りやすかったのかもしれません。
今後はQRをやめてスキュワーに交換してみようと思います。
「QRをしっかり締めてさえいれば大丈夫」という通説は、危険だと思いました。
以前頂いた「ぽたさんのコメント」がこちら。
ディスクブレーキとクイックの相性ですが、「モノに拠る」だと思います。
ブレーキをかけると、ブレーキキャリパー位置を回転の軸として、車軸が円を描こうとします。
つまり下方向に車軸が動こうとします。
大昔のオートバイに見られたような、フロントフォーク前にブレーキキャリパーが有る形式だったならばこの問題は無かったかと思います。固定方法がQR式でも、シマノの様にカムが中に入っているタイプは、経験上問題が有りませんでしたが、今や一般化したカムが大きく外に出ているタイプは、昔からの方向でQRレバーを締めると、走行中に緩んできて最後には完全にレバーがリリース状態になるという経験をしました。
コレはブレーキ時に車軸にかかる力が、カムの受け皿を動かしてしまうからだと、個人的には判断してます。なので私は、QRレバーはブレーキキャリパー中心部に向かう方向から下方向(2時から6時の方向)の間に向けて締めています。
現実的にちゃんと締めていてもあっという間に緩む事例があるようなので、ディスクブレーキ+クイックリリースの人は注意したほうがいいのかも。
正直なところ、リムブレーキマンの私にはわからない話題でして。
ちょっと前にあったこれにしても、

一瞬で脱輪してますが、スルーアクスルならあり得ないですしね。
まあ、これについてはなぜ脱輪したのかかなり疑問がありますが、クイックリリース事故って事例としては多い。

ブレーキングによって車軸が下方向に動こうとするとして、それが一気に緩ませるほどなのかイマイチ想像つかないのですが、リアルに起きているとなるとややこしい。
その意味ではスキュワーナット止めのほうが安心ですが、これって他にも経験者の方いますかね?
ディスクブレーキ+クイックリリース自体が少数派と言われてしまえばそれまでですが、気になる話題です。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
ブレーキ時の振動が、スポーク経由になるリムブレーキよりも、ディスクの方が車軸周辺強力に伝わり、クイックリリースが緩むなんてもあるのかしら。
事故防止に合いマーク付けなきゃ(ぇ
あと、異素材だと熱膨張率が違う訳でして。
これから暑くなるので、熱膨張率が低いカーボンフレーム相手だと気温上昇で金属フレームよりも、より勝手に緩みそうな気がします。
乗る前に毎回チェックしてるなら良いですけど……
コメントありがとうございます。
実際にどの程度起きるのか気になるところですが、脱輪はヤバいので対策しないとまずいですよね。
車軸付近に応力が強く働くことはわかりますが、ちょっとピンと来ない面もあります。