SCHWALBEから「CLIK VALVE」なるものが開発され、シュワルベいわく画期的な開発だと自画自賛しています。
良さそうだなと直感的に感じるものの、多少疑問も残る。
SCHWALBE「CLIK VALVE」
SCHWALBEが開発した「CLIK VALVE」は、タイヤに空気を充填することを簡単にするパーツ。
バルブコアとポンプヘッドのセットになっていますが、必ずしも専用のポンプヘッドを必要とするわけではないそうな。
つまり、ノーマルなポンプヘッドでも空気を充填することは可能。
Schwalbe Clik Valve | Schwalbe
シュワルベが設計したバルブコアとポンプヘッドを使うことにより、最大で空気流入量を50%向上させることができ、しかもポンプヘッドをバルブに取り付け/取り外しすることが簡単になると。
バルブコアの入れ替えがこちら。
ポンプヘッドの入れ替えがこちら。
シュワルベが開発したシステムは2024年ユーロバイク賞受賞だそうですが、大雑把にいうとポンプヘッドの脱着がより簡単になり、よりスムーズかつ省エネで空気の充填が可能になるシステム。
しかも専用のポンプヘッドではなくても使えるそうですが、専用のポンプヘッドではないポンプヘッドを使った場合と専用のポンプヘッドを使った場合の空気充填効率の違いは説明がありません。
一応「一緒に使うと空気充填が簡単になる」と書いてあるので、専用ポンプヘッドじゃないと楽チン具合には差があると考えたほうがいいのかな。
シュワルベはこのバルブコアを搭載したチューブも販売するらしく、「CLIK VALVE」搭載のチューブに付属するダストキャップ(バルブキャップ)はねじ込み式ではなく引き抜き式。
ヒラメ等との違いは?
空気充填効率を高めるポンプヘッドはヒラメに代表されるように様々あり、最近だとR250のポンプヘッドが楽チンだと評判ですが、これら既存のポンプヘッドとの楽チン差は不明です。
あと、真相は不明ですがイギリスとEU圏内のみで販売されるかのような報道もあり、日本に入ってくるのかやや怪しい。
イギリスとEU圏内のみで販売する理由はないと思うので、いずれは日本にも入ってくると思われますが、最近は手動ポンプではなく電動ポンプ派が増えてますし、電動ポンプ派の人にはあまり意味がないような気もします。
気になるパーツであることには間違いないけど、専用のポンプヘッドありきという点ではやや疑問。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント