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0.25mmの「サドル高」の差はわかるのだろうか。

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今回は「どこ」の件なのかは伏せますが、ちゃんと前に「0.25mmのサドル高の違いを感じられるフィッティング」みたいなのが流れてきまして。

 

その差を感じ取れる感性も凄いけど、そもそも0.25mmのサドル高の違いをどうやって計測したのか気になってしまう…

 

そもそも、人間の身体って朝と夜では身長が違うというのが定説でして

身長は朝と夜(夕方)ではどっちが正しい?高い方はどちらで差は?
2024年2月22日KAD…

こちらだと0.6~2.7センチ違うという論文を挙げている。
これは主に椎間板に含まれる水分量が寝起きと就寝前で「重力の影響で」違うと言われてまして、要は関節に重力がかかるとわずかに縮むんですね。
膝なんかもわずかに変わるみたいな話を聞いたことがありますが、朝と夜では脚長すら変わりうる。

サドル高の0.25mmの差…
重力によって受ける身体の変化からすると、0.25mmのサドル高の差を感じ取ってしまう人は、乗っている最中にサドル高が合わなくなるリスクすらあると思われますが…

けど人間って不思議なもので、「0.25mmの違いで変わった!」と思い込むと、それが素晴らしい成功体験になり、「0.25mmの差は凄いんだ!」となる。
まあ、それで幸せなら他人がごちゃごちゃ言うもんじゃないのかもしれない。

 

難しいよね。
フィーリングの話は。
「これは0.01mmだ!」と言われて渡されたものが0.02mmだったとしても、0.01mmの暗示にかかっていたなら「凄いぜ0.01mm!」になる。
本人が満足ならそれでいいのかもしれません。

 

どうやって0.25mmのサドル高の差を計測したかについては知りたいところですが…

 

人間って多少鈍感なほうが余計なことにこだわらなくなり幸せなんじゃないかとすら思うけど、敏感過ぎるより多少鈍感なほうがたぶん幸せなんだと思う。
ケツパッドを変えたら0.25mmなんて吹っ飛びそうな気もしますが…細かいことは気にしないほうがやはり幸せかも。

 

まあ、0.25mmの違いを感じ取れることに幸せを感じる人もいるから、価値観なんて多種多様ですね。

コメント

  1. まさ より:

    コメント失礼します。
    元ネタ(と思われる記事)を読みました。
    2.5mmの間違いちゃうの…と思ったらホンマに0.25mmでした。
    個人的には2.5mmでも気づかない自信がありますが、まぁ本人がわかると言っているのだからわかるのでしょう。
    そんな人に0.01mmだよと言って0.02mmを渡すとブチ切れられるかもなので、気をつけなましょう。

  2. 山中和彦 より:

    私は、1cm以下だと、乗ってても気づかない自信があります。
    1cm超えると、またがって分からなくても、「なんか進みが悪い」みたいな感じで、違いに気づきます。
    まぁ、ボトルケージで数gでも軽量化したい人がいますから、サドル高にもこだわる人がいるのでしょう。
    たぶん、圧迫と水分抜けたので、ケツの厚みはどんどん減ってると思います。

  3. kueharaaz より:

    よくあるマーケティングでしょうね。しかもダメな部類。
    いつも新品の同じソックスと、同じく新品の同じパッド付ショーツをはくのか、と。
    それらにしても1時間でも乗ってりゃ厚さもかわるでしょうしね。
    と、工学屋が考えるとそういうことが頭に浮かびます。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      ある種の宗教的なニュアンスになってしまうんですよね。
      まあ、本人が満足ならいいのですが。

  4. きゃばりーのらんぱんて より:

    シューマッハが、ブリジストンのグルーブドタイヤに小さなウェアインジケーターの穴がいつくか明いているのを気にしていた話を思い出しました。
    繊細な反面、気にし過ぎかもですね。
    自分は、クリートの位置が動いてないのに変わった様な気がする事がよくあります。
    無論、クリート位置は変わらないですけど、履いてる靴下で変わる気がしてます。
    けど、暫くしたら忘れてますけど笑

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      繊細すぎても大変なだけなんですよね。
      本人が満足ならいいんですが。

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