パナソニックからニューチタンフレームFRTD05とFRTD11が発表されました。
受注開始は2025年3月10日から。
なお今まであったチタンフレームは廃盤です。
パナソニックFRTD05
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まずは上位モデルにあたるFRTD05から。
FRTD05は上位モデルとして性能を高めるために、3段階に厚みを変えたチタンチューブを採用。
「3Dオプティマム・Xバテッド」加工されたチューブになってますが、さらに剛性が異なる2タイプを用意。
◯FRTD05 Version L
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フレーム重量は1380g(550mmサイズ)。
◯FRTD05 Version H
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フレーム重量は1390g(550mmサイズ)。
当然10g重いVersion Hのほうが剛性高めという意味でしょうけど、「Hi/Low」という意味でVersion HとVersion Lなのかな。
Version Hのほうがダウンチューブが太く見えるのは気のせいなのか、気のせいではないのは分かりにくい。
とはいえ、Version HのほうがダウンチューブとBBの接合部あたりのボリュームがあるのは見て取れるので、このあたりの乗り味がどれだけ違うのか気になる。
なお、ヘッドが大口径化してワンポイントファイブ(上部1-1/8サイズ、下部1-1/2サイズ)になり、セットされるカーボンフォークは365gと軽量。
もちろんディスクブレーキでスルーアクスルになっている。
お値段は624000円~。
パナソニックFRTD11
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上位モデルのFRTD05が「三段階にバテッドしたチタンチューブ」なのに対し、FRTD11は均一な厚みのチタンチューブを採用。
フレーム重量は1590g(サイズ550)。
ディスクブレーキ、スルーアクスルは両者同じですが、このモデルはお値段が550000~となっているように、バテッドチューブではないから格安というわけではない。
ジオメトリはどちらも変わらないらしいので、軽量レーシング性能を突き詰めるならFRTD05、しなやかなチタンの乗り味と耐久性ならFRTD11みたいな扱いなのだろうか?
旧モデルは廃盤、価格変更
今回のニューチタンフレームの登場により、旧チタンフレームは廃盤。
クロモリモデルは一部廃盤、それ以外は大幅な値上げになる。
https://cycle.panasonic.com/products/pos/pdf/lineup.pdf
フラットバーモデルのORCCが在庫限りで終了とありますが、クロモリフラットバーモデルは珍しい上にCUES完成車はなおさら珍しいので期待してましたが、需要がどんだけあったのかは謎。

なおタイヤクリアランスは公開されてないので、後日発表なのかな。
昨今の流れからすると、太めのタイヤを使いたい勢はいるので要確認。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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