Taipei cycle showでRidenowが「空気圧自動チェックバルブ」を発表しているらしく、Ridenowのサイトに情報がないか見に行ったところ何もなかった。
そもそもRidenowというブランドについては「中国のブランド」、「TPUチューブ」というイメージしかなく、TPUチューブ以外に何を作っているのか全く知らなかったのですが、
ホイールバランスマシンも作っているらしい。
平衡机 – Ridenow
ホイールのアンバランスと重量のセンサーでホイールのバランスを取るそうな。
で。
ホイールバランスって一時期話題になったけど、イメージ的には一発屋ですらない小ヒット止まりでほとんどの人は関心を寄せなかったような印象がある。
理屈の上ではホイールバランスを取ることは走行性能や安定性を向上させるわけですが、少なくとも身近な人でホイールバランスを気にして取った人は…いない気がする。
ホイールバランスが取れてないホイールとホイールバランスが取れたホイールを比較回転させた動画をみると、前者はグワングワンと振動しまくっているのに対し、後者はほとんど振動もなく滑らかな回転そのもの。
つまり比較動画による視覚的印象はそれなりに高い。
けどホイールバランスがさほど浸透したようにも思えない。
なぜなのかを考えると、こんなところか?
①ホイールバランスを取るために重量を増すというプレイがサイクリストには支持されなかった。
②サドルに乗った人間と地面の存在があり、実走でこんなに振動するわけじゃないから。
ホイールバランスマシンではグワングワンと振動しまくっていても、実走では人間の垂直荷重とタイヤの空気の関係からそんなに揺れているわけもない。
バランサーで見せられた映像が実走でどう活かされるのか?というイメージが沸きにくいことが原因なのかもしれないし、ホイールバランスを取る目的で重量を増すプレイがサイクリストに受け入れられなかったからなのかも。
そりゃそうよね。
リム重量の5g差に発狂するサイクリストすらいるのだから。
ちなみにいまだにわかってないんだけど、シーラントを入れていたらホイールバランスを取ることはできない気がするんだけど、シーラント入りでも可能という話も聞くからよくわからない。
ついでにいうと、フレ取りしないままホイールバランスを取る人を見ると何か間違っているように思えてしまうのですが、ホイールバランスを気にするサイクリストってたぶん多くない、気がする。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
ホイールの振れは気になるけど、バランスは気にするほど高速では無いからのでしょうか?
まあ、ダイナミックバランスの取れたホイールを体験すれば、気が変わるかも知れませんのけど、たぶん知らないままでも不幸になる気はしないです。
知らんけどw
コメントありがとうございます。
たぶんそこです。
シミー現象と関係するか知りたいですが…
バランスを取っていないミニベロだとホイールの回転が速いことも影響する?のか50km/h超で振動が出て不安になります。タイヤも真円じゃないので、いびつな形のものが転がってバタついている可能性もありますが。
コメントありがとうございます。
小径ホイールのほうがそのあたりはシビアなのかもしれませんね。
小径ホイールのバランス調整をする人がどんだけいるか気になりますが…