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KMC GO WAXは普及するのか?

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以前も取り上げたKMC「GO WAX」。

チェーンを知り尽くしたチェーンメーカーが開発したチェーンワックスということで期待されてますが、チェーンワックスの普及によりチェーンルブが淘汰される…ということにはならないと思う(一部ではチェーンルブが淘汰されるかのような話をする人もいますが、誇張しすぎかと)。

 

ワックスの場合、施工前のチェーン洗浄など下処理(しもの処理ではない)に手間がかかるという点については、KMCは最初からチェーンワックスを施工したチェーンを販売することで解決しようとしてますが、今のところ他のチェーンメーカーは追従する雰囲気ではない。
シマノが同様のチェーンを販売しだしたら一気にチェーンワックスが普及する可能性はありますが、それでもチェーンルブが淘汰されることにはならんでしょうね。

 

チェーンルブって継ぎ足しして走る場合、とりあえずつけた直後に走っても効果を発揮しますが(多少時間を置いたほうがいいのは言うまでもない)、チェーンワックスはきちんと乾燥させないと意味がないし、潤滑を目的とした両者でも特性が違う。
チェーンルブのフィーリングを好む人も多いので、好みという点でもチェーンルブが淘汰されることにはならないと思いますが、

 

そもそもなぜ、チェーンワックスは「汚れにくい」か?
ちょっと前に書いた記事とも関係しますが、チェーンワックスの利点は結局汚れにくさにあると思うのよね。
デメリットは施工前の下処理(しもの処理ではない)が面倒だという点にあるのは言うまでもなく、SILCAは新品チェーンを脱脂せずにワックス施工する独自のシステムを開発しましたが、

SILCAのSTRIPCHIPは、グリスをワックスに変える?新品チェーンのグリス落としとワックス施工が10分ちょっとで完了するシステム。
先日取り上げたSILCAの「CHAIN WAXING SYSTEM」ですが、SILCAの動画を見ていたら、なんか壮大に意味がわからないけど、「工場出荷時のチェーンについているグリスをワックス成分に置換する」と。脱脂不要でグリスがワックス成分...

これは裏を返せば、下処理(しもの処理ではない)の手間を無くすことでチェーンワックスの普及を図ろうとしたとも言える。
日本では完全脱脂がどうのこうのうるさい人もいて、SNSで迂闊に話題にすると営業活動に遇う可能性すらありますが、結局のところ、チェーンワックスorチェーンルブについては考え方と好みの問題なのよね。

 

まあ、KMC「GO WAX」についてはお値段が凄まじいことになっている点からも、普及するのか疑問がありますが…


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