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KMC GO WAXとSQUIRTの関係性。

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以前、KMCからチェーンワックスの「GO WAX」が登場した話と、最初からGO WAXが施工されたチェーンが販売されている話を書きましたが、

KMCから登場するチェーンワックス「GO WAX」。
最近はチェーンオイルの代わりにチェーンワックスを使うことも珍しくない時代になりましたが、大手チェーンメーカーのKMCからもチェーンワックス「GO WAX」が登場します。これは以前からアナウンスされていたことで、タイペイサイクルショー2025...

全然知らなかったのですが、このGO WAXはSQUIRT CYCLING PRODUCTSの開発、製造、販売を担う南アフリカの企業BIKINVENTIONとの共同開発らしい。
SQUIRTについてはわりと愛用者が多いイメージ。


KMCヨーロッパのディレクター、クリスト・バッカー氏はSQUIRTを紹介されて以来SQUIRTを愛用しており、最高の潤滑剤であると考えていた。
そして環境負荷を考えると、鉱物油系潤滑剤に敏感な生態系に対する影響を考え、同社のチェーンを全てGO WAX仕様に変えた場合、年間約2万kgの鉱物油系潤滑油を節約できるとする。

 

そもそもSQUIRTについては、施工するにあたり「完全脱脂」を必要とする。
新品チェーンについている初期グリスを落とし乾燥させたあとにSQUIRTを施工することになりますが、GO WAX仕様のチェーンについては最初からその手間を必要としない。
最初からSQUIRTが理想状態で施工されたチェーンという見方もできる(なおSQUIRTとGO WAXの成分にどのような差があるかは不明)。

 

「初期グリスをヌクか?」についてはしばし論争の原因にすらなり、時には宗教戦争の感すら否めないところですが、KMCのGO WAX施工チェーンについてはその論争の対象にはならない。
なぜなら、

管理人
管理人
もうヌキました(最初からヌイてある)

この一言に尽きる。
夜の繁華街を歩いていると様々な誘いを仕掛けてくるオニーサンやオネーサンが絶えないところ、

管理人
管理人
もうヌキました

と答えると即時退散する。
初期グリスを抜くか抜かないかの論争に巻き込まれることもないし、最初からヌイてあるのである。

 

SQUIRTを愛用する人なら、GO WAX施工チェーンを導入するのもいいかもしれない。
なおこの記事は「コンポ」の話をしていることは言うまでもない。


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