最近はチェーンオイルの代わりにチェーンワックスを使うことも珍しくない時代になりましたが、大手チェーンメーカーのKMCからもチェーンワックス「GO WAX」が登場します。
これは以前からアナウンスされていたことで、タイペイサイクルショー2025でも展示されているようですが、最近日本にも「GO WAX」がチラホラ入荷している模様。
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KMCの「GO WAX」
最近流行りのチェーンワックスはSILCAやフィニッシュラインなど「煮込み型」が多いですが、KMCから登場する「GO WAX」はリキッドタイプ。
脱脂したチェーンに「GO WAX」を使うことで、乾燥したワックス皮膜を形成し静音で低摩擦の潤滑が可能になるもの。
ワックスコーティングしたチェーンは乾燥しているので汚れにくいのも特徴ですね。
ところでこのチェーンワックス、お値段がなかなか強気でして
150mlで4730円!
500mlで12650円!
わりとお高めです。
なおKMCのアナウンスによると、ロードバイクなら250キロ程度での再施工が推奨されている様子。
日々のお手入れは乾拭きとブラシでの汚れ落としのみで十分としている。
なおKMCからは「最初からワックス施工されたチェーン」も販売される。
初期グリス抜きがどうのこうのと発狂する人もいますが、最初からワックス施工してあるのだから楽チンだわな。
KMCの狙い
KMCがなぜチェーンワックスに向かうのか?についてですが、チェーンワックスの評価が高まっていることのみが理由ではなさそう。
オイルからワックスに移行することで年間2万キロの鉱物油を節約できるみたいな記述もあるので、環境も考慮しての話なのかな。
ちなみに私自身は「持続可能性」という言葉が好きになれないので使いません。
中年男子の話なのかと思ってしまい、精神衛生上よろしくない。
リキッドタイプのチェーンワックスは今までもいろいろありましたが、チェーンメーカーが出すチェーンワックスとはいかなる性能なのか気になるところです。
KMC ( ケーエムシー ) オイル GO WAX ( ゴー ワックス ) 150ML

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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