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2018年、予算別のオススメホイールはコレだ!ロードバイクのグレードアップならまずはホイールから。

2018モデル
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2018年モデルのホイールもだいたい出揃った感がありますが、予算別でオススメのホイールをまとめてみました。
ホイール選びってなかなか難しく、試乗してから決めることができるのならば最高なのですが、なかなかホイールの試乗をさせてくれる店はありません。

 

なので完全俺基準ですが、オススメホイールを並べてみました。



ホイール選びの鉄則

ホイールを選ぶとき、あなたは何を見て判断しますか?
重量も大切です。予算はもっと大切です。

 

ここで注意点なのですが、カタログ重量が軽いホイール=走りも軽い、という単純な図式は成り立ちません。
重量が軽く持つと軽いのに、走るとさほど軽くないホイールもあります。

 

なのでホイール選びでは、決めなければならないことがあります。
・予算

まずは予算がわからないとホイールを選びようがありません。
最高だよ!と言ってボーラウルトラ35を勧められても、買えない人だったたくさんいます。

 

・ホイールに求める機能

坂で楽したいのか、平坦でかっ飛ばしたいのか、オールラウンドに使えるものが欲しいのかなどにより、選ぶホイールは変わります。
たまにメールでも来るのですが、【坂でも平坦でも爆速可能で、予算3万でいいホイールはないですか?】みたいなのがあります。

 

断言しますが、そんなものはありません。
あったらみんな買っています。

 

ホイールは正直言うと、お金がかかるパーツです。
安くていいものというのは正直あまりありません。

・体重

体重も重要な要素です。
ロードバイクは人間が乗るわけですが、フレームもホイールも、人間の重みによりたわみます。

 

剛性が低いホイールだと、軽量級の人には良く走るホイールであっても、重量級の人が乗ると漕いでも漕いでも進まない感じがするということが多々あります。
なので軽量級と重量級の人では、ホイール選びは全く違います。

 

ここでいう重量級ですが、おおよそ85キロ~100キロくらいの人を想定します。
100キロ以上の人になると、ホイール選びは全く変わってきます。

 

なお、ここで取り上げる価格帯ですが、通販での割引価格を元に紹介します。
なので購入するタイミングによっては価格が変わっていることもありますが、このブログでは毎週のように海外通販でのホイール価格を調査して書いていますので、一時的な激安価格ではなく、【だいたいこれくらいの価格で販売されていることが多い】というラインで紹介します。

予算3万円程度まで

この価格帯が一番難しいのですが、ブランドなどにより大きく差が出るような価格帯ではありません。
そのため、すごく大雑把な言い方をしてしまうと、どれを選んでも五十歩百歩ですが、その中でも性能差はあります。
また、この価格帯は原則としてアルミクリンチャーしかありません。

フルクラム レーシング5

タイプ : オールラウンド


Fulcrum – Racing (レーシング) 5 LG アロイクリンチャーホイールセット

重量 1645g(ペア)
リムハイト F24mm,R27.5mm
リム幅 ワイドリム(c17)
スポーク数 F18、R20
スポークタイプ ストレートスポーク

 

レーシング5ですが、低価格ながらもよくまとまっている印象で、普段使いには悪くない選択肢です。
完成車付属ホイールだとどれも前後合わせて2キロくらいあったりしますが、レーシング5にするとそれなりの軽量化にはあります。

 

この上のグレードにはレーシング3がありますが、レーシング3とレーシング5の間には大きな性能差があります。
特に駆動剛性が違うのですが、レーシング5ではリアスポーク20本、レーシング3では21本の2:1組になっています。
この差が結構大きく、ペダルを踏みこんだ時のダイレクト感はレーシング3に軍配が上がります。
またリム自体もレーシング3のほうが軽量です。

 

ただ、実売2万円台ではなかなか悪くない選択肢なので挙げます。

カンパニョーロ ヴェント アシンメトリックG3

タイプ : オールラウンド


Campagnolo – Vento Asymmetric (ヴェントアシンメトリック) G3 ホイールセット

重量 1640g(ペア)
リムハイト F24mm、R27.5mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 18/24
対応スピード シマノ8-11s

このヴェントですが、フルクラムのレーシング5とほぼ同じものと考えればよいです。
カンパニョーロとフルクラムは同じ会社なので、同じグレードのホイールが両者に存在します。

 

カンパニョーロのG3組がいいならヴェントという感じでしょうか。

マヴィック アクシウムエリート

タイプ :オールラウンド

Mavic【マビック】Aksium Elite Clincher Road Wheelset

重量 F815g、R970g

ペア 1785g

リムハイト 21㎜
リムサイズ 17c(ワイドリム)
スポーク数 F20,R20
タイヤ イクシオンエリート 25c(230g)

ホイールの格としては、レーシング5やヴェントに比べるとワンランク落ちる印象です。
なのでグレードアップを狙って買うようなホイールではありませんが、タイヤ&チューブ付きなので普段使いようとか練習用には重宝します。

 

持つと重いのですが、走ってみるとそこまで重さは感じないホイールです。

カンパニョーロ シロッコC17

タイプ : 平坦


Campagnolo – Scirocco (シロッコ) C17 ロードホイールセット

重量 1654g
リムハイト 35mm
リム幅 C17(ワイドリム)
23cタイヤ X(25c以上)
対応 シマノ8-11s

2018年モデルとして大幅に軽量化されたシロッコです。
こちらはリムハイトが35mmあり、アルミリムなのでどうしてもリムが重いです。
なので漕ぎ出しなどではズッシリとした重さを感じますが、リムの惰性を使って平坦では結構速かったりします。

 

あとから挙げるフルクラムのレーシングクアトロもほぼ同じものです。
セミディープリムなので、見た目のインパクトを出したい人にもよいかと。

フルクラム レーシングクアトロ

タイプ : 平坦


Fulcrum – Racing Quattro (レーシングクアトロ) LG アロイクリンチャーホイールセット (2016)

重量 1725g(ペア)
リムハイト 35mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(25c以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

上で挙げたシロッコとほぼ同じものですが、シロッコが大幅に軽量化されたのに対し、クアトロはそのまんまなのでインパクトが薄いかもしれません。

 

 

ここまで予算3万程度までで書きましたが、この価格帯と次から書くホイールにはそれなりの性能差があります。
なので個人的な考えとしては、この価格帯でホイールを買うよりも貯金してもうワンランク上をオススメします。

予算 5万程度まで

ホイールのグレードアップを狙うなら、この価格帯からです。
予算3万までのホイールとはワンランク上の走行感を味わえます。

カンパニョーロ ゾンダC17

タイプ : オールラウンド


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット

重量 1596g(ペア)
リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(25C以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

【ホイールを変えるなら、最低限ゾンダ】ともいわれるほどの定番ホイールです。
バランスがいい性能がウリで、プロ選手でも練習用に使っていたりするホイールです。

 

カンパニョーロのリアのスポークパターンはG3組と言われますが、3本のスポークを一つの塊のように配置しています。
これがカッコいいですし、性能的にもオススメです。

フルクラム レーシング3

タイプ : オールラウンド


Fulcrum – Racing (レーシング) 3 クリンチャーホイールセット

重量 F670g,R885g

1555g(ペア)

リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

※このレーシング3はワイドリム化する前の旧モデルです。

 

レーシング3はゾンダと同じクラスのホイールですが、ゾンダよりも少しですが剛性が強化されているようなホイールで、駆動剛性はゾンダよりも少し上。
なので振動吸収性重視ならゾンダ、加速力重視ならレーシング3という感じですね。

 

ただし、このレーシング3は2018年モデルでワイドリム化します。
ニューモデルのレーシング3は定価も1万円以上上がるので、今のように4万円ちょいで買えることはさすがになさそうな気がします。
<追記>
ワイドリム化したレーシング3はこちらになります。

Fulcrum Racing 3 Wheelset

重量 1560g(ペア)
リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ x(25c以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

ワイドリム化しても、重量増加はたった5gだけに抑えてきたのがすごいところです。

マヴィック キシリウムエリートUST

タイプ : オールラウンド

Mavic【マビック】Ksyrium Elite UST Clincher Tubeless Road Wheelset 2018

重量 F665g、R855g

ペア1520g

リムハイト F24mm、R26mm
スポーク素材 スチールステンレス
スポーク本数 F18,R20
対応タイヤ チューブレス、クリンチャー
23cタイヤ X(25c以上)
タイヤ イクシオン プロ UST

260g

キシリウムエリートも定番ホイールですが、マヴィックのホイールはタイヤとチューブがセットになって販売されています。
なので価格はやや上がります。

 

このクラスのホイールの中ではリム重量が最も軽く、漕ぎ出しの軽さや加速力などはなかなかです。
チューブレス化されているのもポイントです。
マヴィックはリムが軽量で、精度も高いのが特徴です。

シマノ WH-RS500

タイプ : オールラウンド

ブレーキ リムブレーキ
OLD F100mm,R130mm
対応タイヤ チューブレス、クリンチャー
リムサイズ 622×15c
リムハイト 24mm
リム外幅 20.8mm
スポーク数 F16,R20
重量 F705g,R944g

ペア1649g

 

昨年まではアルテグラという名前がついていたホイールの後継機です。
シマノホイールのエントリーグレードとして定番ですね。

 

上で挙げた三つに比べると少しだけランクダウンするようなホイールですが、振動吸収性もいいホイールなのでロングライドでは悪くない選択肢です。

 

4つのホイールを挙げましたが剛性的にはレーシング3>キシリウムエリートUST>ゾンダC17>RS500というイメージで合っていると思います。
これらのホイールは軽量ホイールと言うほどでもないので、重量級の人が乗っても剛性不足は感じにくいと思いますが、シマノは全体的に剛性が低めなので重量級ライダーはフルクラムとかマヴィックのほうが走りが良くなると思います。

予算10万程度まで

このクラスになると、個性的なホイールも出てきます。

シマノ WH-R9100-C24

タイプ : ヒルクライム、ロングライド


Shimano – Dura-Ace (デュラエース) R9100 C24 クリンチャーホイールセット

重量 F585g、R804g1389g(ペア)
リムハイト 24mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

このホイールはリムが特徴的で、アルミリムにカーボンラミネートをして軽量化しているので、リム重量が劇的に軽いです。
フロントリムで385g程度です。
参考までに書くと、ゾンダとかレーシング3は450gくらいありますし、キシリウムエリートは410g程度あります。

 

リムが軽く、ヒルクライム向きのホイールですが、剛性は低めなので重量級ライダーには向きません。
乗り心地もいいホイールなので、ロングライドにもいいでしょう。

カンパニョーロ ニュートロンウルトラ

タイプ : ヒルクライム、ロングライド


ニュートロン ウルトラ

重量 F630g、R879g

1509g(ペア)

リムハイト 18mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 22/24
対応スピード シマノ8-11s

このホイールは軽量なリムをスポークを多めにして支えているような構造です。
リムが軽いのでヒルクライムにもいいでしょうし、乗り心地もいいほうなのでロングライドにもいいかと。
リムハイトがかなり低めなので、高速走行するには向きにくいかもしれません。

フルクラム レーシングゼロC17

タイプ : オールラウンド


Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) LG クリンチャーホイールセット

重量 1518g(ペア)
ハブ USB
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ワイドリム
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s
スポーク アルミ

もはやオールラウンドホイールとして定番のレーシングゼロですが、このホイールの優秀な点は加速性がずば抜けている点です。
アルミスポークを使っていて剛性が高く、加速力はピカイチ。
ただしやや振動吸収性が悪いので、人によってはロングライドできつくなるかも知れません。

カンパニョーロ シャマルウルトラ

タイプ : オールラウンド


Campagnolo – Shamal Ultra (シャマルウルトラ) C17 クリンチャーホイールセット

重量 1495g
リムハイト F27mm,R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21

アルミスポーク

対応スピード シマノ8-11s

フルクラムのレーシングゼロに相当するホイールですが、スポークのパターンが違うため、レーシングゼロよりは乗り心地もいいホイールです。
ロングライドで使っている人が多い印象。
シャマルもアルミスポークを使っていて加速性は秀逸です。

マヴィック キシリウムプロUST

タイプ : オールラウンド


【返品保証】MAVIC マビック Ksyrium PRO UST キシリウム プロ チューブレス シマノ用 前後ホイールセット ロードバイク 送料無料 【あす楽】

重量 F590g,R820g

1410g(ペア)

リムハイト F22mm,R25mm
対応タイヤ チューブレス、クリンチャー
23cタイヤ

イクシオンプロUST25c付属(260g)

スポーク数 18/20

アルミスポーク

対応スピード シマノ8-11s

キシリウムプロはレーシングゼロやシャマルウルトラと同様に、アルミスポークを使っています。
キシリウムエリートはスチールスポークで、キシリウムプロはアルミスポークという位置づけですが、マヴィックではアルミスポークのことをジクラルスポークと呼んでいます。

 

またキシリウムプロでは【インスタントドライブ360】という新型のハブを採用し、トルクの伝達効率が上がっているのも特徴。
剛性としてはレーシングゼロよりは下ですが、シャマルウルトラ、レーシングゼロ、キシリウムプロはアルミホイールとしては剛性が高めです。

 

旧モデルですがキシリウムプロSLというモデルがあり、こちらはクリンチャーのみ対応ですが、ナローリム(C15)なので23cタイヤも使えます。
ホイールの基本的な部分は同じで、ジクラルスポークを使っています。

Mavic【マビック】Ksyrium Pro SL Clincher Road Wheelset

カンパニョーロ バレット50

タイプ : 平坦


Campagnolo – Bullet (バレット) 50 カーボンクリンチャーホイールセット

重量 F785g、R1009g

1794g(ペア)

リムハイト 50mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

このホイールはアルミリムにカーボンフードを付けている構造で、ディープリムの50mmハイトです。
最近はフルカーボンリムでも中華カーボンとかで10万円以内のディープリムもたくさんありますが、フルカーボンリムの場合、ブレーキ熱でリムを壊してしまうことがあるため、初心者には向きません。
バレットはブレーキ面がアルミなので、ブレーキ熱に注意する必要がないというのが大きな特徴です。

 

どうしてもアルミリム&カーボンフードという構造上、重量は重くなってしまいますが、平坦ではリムの空力でかっ飛ばすのが楽しいホイールです。
総重量が重いので、登りメインのコースでは違うホイールを選択したいところ。

カンパニョーロ シャマルミレ

タイプ : オールラウンド

Campagnolo – Shamal Mille (シャマルミレ) C17 クリンチャーホイールセット

重量 1459g
リムハイト F27mm,R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×
スポーク数 16/21

アルミスポーク

対応スピード シマノ8-11s

シャマルミレはシャマルウルトラの進化版で、大きな特徴つぃてはリムにプラズマ電酸化処理をすることで、真っ黒なリムになっていることです。
見た目はカーボンリム風ですが、これはアルミリムです。

 

なぜプラズマ電酸化処理をしているのかというと、リムの硬度を上げるということと、専用のブレーキシューと合わせることで雨天時でも制動力が落ちにくいように加工されているのです。
一般的なアルミリムだと、雨天時の制動力がガタ落ちになりますが、そういう心配が少ないのがシャマルミレ。

 

ただし、専用のブレーキシューがやや割高なのと、ブレーキシューのすり減りが早めなので、ランニングコストは多めにかかります。

フルクラム レーシングゼロナイト

タイプ : オールラウンド


Fulcrum – Racing Zero Nite (レーシングゼロナイト) C17 クリンチャー

重量 1506g(ペア)
リムハイト F27mm,R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ x(25c以上)
スポーク数 16/21
スポーク素材 アルミ
ハブ USB(セラミックベアリング)
対応スピード シマノ8-11s

レーシングゼロナイトはシャマルミレと同様に、プラズマ電酸化処理されたリムが特徴です。
それ以外の部分はレーシングゼロとほぼ同じで、アルミスポークを使って加速力が高いのはそのまんま。

 

専用のブレーキシューと合わせると雨天時でも制動力が落ちにくいのが特徴です。

マヴィック キシリウムプロ エグザリット

タイプ : オールラウンド

Mavic【マビック】Ksyrium Pro Exalith Clincher Road Wheelset

重量 F630g,R845g

1475g(ペア)

リムハイト F24mm,R26mm
対応タイヤ クリンチャー
タイヤ イクシオンプロ25c
スポーク数 18/20
スポーク素材 アルミ
対応スピード シマノ8-11s

 

マヴィックのエグザリットというのは、カンパニョーロのプラズマ電酸化処理と同じようなものです。
なので雨天時の制動力が落ちにくいのが特徴です。

キシリウムプロのアルミスポークを採用し、リムはエグザリット加工して雨天時でも制動力が落ちにくいようにしているのがキシリウムプロエグザリットです。

予算10万以上

この価格帯はなかなか個性的なホイールが多くなります。
カーボンリムがほとんどですが、アルミクリンチャーでも個性的なホイールがあります。

マヴィック R-SYS SLR

タイプ : ヒルクライム、ロングライド


Mavic【マビック】R-Sys SLR Clincher Road Wheelset

重量 F555g,R740g

ペア1295g

リムタイプ ISM 4D

(ノーマルリム15㎜)

リム高 F24mm,R26mm
スポーク素材 Fカーボン、

Rカーボン、アルミ

スポーク数 F16、R20
付属タイヤ イクシオンプロ25c

(210g)

対応タイヤ クリンチャー

このホイールはアルミリムなのですが、カーボンスポークを使ったトラコンプテクノロジーで独特の乗り味を演出します。
極太のカーボンスポークを使っているためか、高速域では伸びが少ないホイールですが、ヒルクライムでの軽快感は特筆すべきもの。

 

リアはカーボンスポークとアルミスポークのミックスです。

マヴィック コスミックプロカーボン エグザリット

タイプ : 平坦


Mavic【マビック】Cosmic Pro Carbon Exalith Clincher Carbon Road Wheelset

重量 F735g,R915g

1650g(ペア)

対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(ワイドリム)
スポーク数 16/20
対応スピード シマノ8-11s
リムハイト 45mm

45mmハイトのディープリムですが、アルミリムにカーボンフードを付けた構造なのでブレーキ熱に気を使わなくていいのも一つのポイントです。
また、リムはエグザリット加工なので、雨天時でも制動力が落ちにくいホイールです。

 

平坦でかっ飛ばしたい人向けですね。

マヴィック コスミックプロカーボン SL UST

タイプ : オールラウンド、平坦寄り

Mavic【マビック】Cosmic Pro Carbon SL UST Clincher Tubeless Carbon Road Wheelset

重量 F665g,R825g

1490g(ペア)

対応タイヤ チューブレス、クリンチャー
23cタイヤ ×(ワイドリム)
スポーク数 18/24
対応スピード シマノ8-11s
リムハイト 40mm

フルカーボンリムのコスミックカーボンSLです。
こちらは2018年モデルのマヴィックの技術が詰まった一本という感じで、ハブはインスタントドライブ360採用、フルカーボンリム、チューブレス対応となっています。
リムハイトが40mmなので平坦寄りではありますが、軽量に仕上がっているのでちょっとした登りならサクサクいけます。
ただしヒルクライムでは違うホイールを選択したほうがいいかと思います。

カンパニョーロ ボーラワン35クリンチャー

タイプ : オールラウンド


Campagnolo – Bora One (ボーラワン) 35 クリンチャーホイールセット (2018)

重量 F600g、R805g

1406g(ペア)

リムハイト 35mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ X(25c以上)
スポーク数 16/21
ハブ USB
対応スピード シマノ8-11s

ボーラはもはや定番ホイールと言ってもいいと思いますが、35mmハイトのフルカーボンリムでオールラウンドに使えるのが特徴です。
総重量も軽めに仕上がっていますし、これ一本あればほかは要らないくらいのホイール。

 

2018年モデルからリムがマイナーチェンジして、AC3加工が入りました。
これはリムのブレーキ面にギザギザ加工をすることで、雨天時でも制動力が落ちにくいというのが特徴です。
ブレーキシューのすり減りはやや早めになりますが。

 

ボーラにはウルトラというモデルもありますが、ウルトラになるとハブがCULTベアリングになります。
これはカップもボールもセラミックという仕様で、ハブの回転がかなり良くなります。


Campagnolo – Bora Ultra (ボーラウルトラ) 35 クリンチャーホイールセット (2018)

 

また旧モデルのボーラウルトラは結構割引が大きくなっています。
こちらはリムにAC3加工が入っていませんが、雨天時に乗らないなら旧モデルもお勧めです。

Campagnolo – Bora Ultra (ボーラウルトラ) 35 クリンチャーロードホイールセット

フルクラム レーシングゼロカーボン

タイプ : オールラウンド


Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) カーボンクリンチャーホイールセット

重量 1358g
リムハイト 30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(ワイドリム)
スポーク数 16/21

アルミスポーク

対応スピード シマノ8-11s

※こちらは2017年モデルのレーシングゼロカーボンです。

 

レーシングゼロ(アルミ)というと、アルミスポークを使って加速性が抜群・・・とご紹介しましたが、それをカーボンリムで再現したのがレーシングゼロカーボンです。
なのでリムはフルカーボン、スポークはアルミスポークとなっています。

 

オールラウンドに使える性能がありますが、ヒルクライムでも優秀なホイールです。
ボーラ35などはややリムハイトが高めなので【平坦寄りのオールラウンド】と言えますし、レーシングゼロカーボンは【ヒルクライム寄りのオールラウンド】と言えるでしょう。

 

2018年モデルのレーシングゼロカーボンの場合、多少のマイナーチェンジがあり、リムにAC3加工が入ったりしています。




コメント

  1. あき より:

    こんばんは。体重とホイール選びについての質問です。
    今回と先日(2017/11/21)に体重と機材選びについて触れてますが、今回の記事に「軽量級と重量級はホイール選びが全く違う」とあり、また「重量級と100キロ超では全く違う」とあります。私は体重が110キロありまして、今年くらいにバラ完でロードバイクを新調したい(組み立ては全てショップ任せ)と考えています。フレームは恥ずかしながらブランドとデザインで選んだクロモリのものと決めているのですが、ホイールはどうしたものかと考えています。体重が重いので「リムは強度の高い(≒重い?)もの」や「スポークの多いもの」と考えており、単純に重くなるほどリム強度とスポーク本数を増やせば良いと思ってましたがこの記事を読んで何か違うかな?と思いました。
    もちろんショップとも相談しますが、普段から読んでいるこちらの管理人さんの見解もお伺いしてみたいです。私の考え方は方向がズレているんでしょうか?
    需要の少ない話とは思いますが簡単で構いませんので管理人さんの見解をいただきたいです。よろしくお願いします。

    • roadbikenavi より:

      コメントいただきありがとうございます。

      100キロ超では選び方が変わるという表現が紛らわしかったかもしれませんが、100キロ超の場合、完組よりも手組のほうがいいだろうという意味で書いていました。
      端折ってしまい申し訳ありません。

      あき様が書いている通り、頑丈なリムとスポーク数多めが無難だと思います。
      完組の場合ですが、フルクラムとかは制限体重109キロと書いてありますし(107キロだったかもしれません)、マヴィックの場合は【バイクを含む総重量が120キロを超えないように】と書いてあります。

      ただ、110キロくらいだったら、完組でも軽量ホイールを選らばなければさほど問題がないのですが、手組でスポーク数多めにしたほうが剛性があって走りは良くなる可能性が高いかと思います。

      クロモリということを考えても、手組で組んだほうがカッコ良さそうに思いますね。
      110キロくらいなら、恐らくは軽量すぎるリム(アンダー400g)以外ならさほど問題にはならないような気がします。
      450g程度の一般的なリムでも、32本とか36本で組めば問題はないと思います。
      あとはクロモリということで、シルバーパーツにこだわりたいとかそういう希望があるようなら、リムとハブの選択肢が狭くなる(シルバーパーツは少ないので)のが難点という感じでしょうか。

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