クラウドファンディングで、チェーンオイルを差すのに手が汚れずに簡単にできるGREEN DISCというものが出ています。
まあ、ある種の需要はあるのかもしれませんが、雑すぎやしねぇか?と思うのは私だけでしょうか?
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GREEN DISC
見てもらったほうが早いかと。
この回転するグリーンディスクの中はスポンジ?かなんかになっていて、スポンジにオイルを染み込ませているようです。
こちらで出ているのですが、
チェーンオイルを90%節約するとか書かれてますよね。
もう一回、動画を見てもらいたいんですが、
0:33あたりから、ボトルタイプのオイルを直接チェーンにドボドボと掛けている映像が出てきます。
普通、チェーンのコマ一つずつに丁寧に垂らしていくと思うんですが・・・
まさかこのアバウト振り掛けオイルに比べて90%オイルを節約なんですかね?笑
普通、こういうボトルタイプって
チェーンのリンク部にだけ垂らすんで、
オイルの消費量なんて、ごくわずかです。
この動画の1:38あたり。
だいぶオイル使ってますw
海外だと、オイルの付け方ってこんな雑なのか?と疑問に思うのですが・・・
これ、チェーン洗浄してから使うならまだいいかもしれませんが、チェーン洗浄せずに使いまくれば、スポンジが汚れていって役に立たなくなりそうな予感。
チェーン洗浄してから使う人でも、オイルがスポンジに染み込んでいる分、スポンジはどんどん汚れを引き付けていきそうなので、満足いく綺麗さで使えるのって、かなり限られた期間だけな気が・・・
メリットがある人
ただしこれ、メリットもあります。
何日にも渡ってツーリングしている人とか、これにオイルを染み込ませていれば、ラクチンでしょうし。
何日もツーリングする人って、イチイチチェーンを洗わないでしょうし。
そういう場面なら使い道ありそうだなと思うんですが、それ以外だとさほどメリットがなさそう。
基本的には、オイルって自宅でつけるので、手が汚れないようにゴム手袋でもすりゃいいし・・・
そうすると手が汚れないメリットって、出先でオイルをつけたいときとか、何らかの事情で手を洗えない場面くらいでしかメリットがないような。
もしチェーンは洗わずにこれを使うなら、むしろこっちのほうがいいと思います。
フィニッシュラインのワンステップクリーナー&ルーブ。
これ、洗浄と注油をこれ一本で完了できるスグレモノです。
まあ、ちゃんと洗浄はディグリーザー使って、そのあとオイルは別のほうが性能的には上ですが、超めんどくさがりな人でも、1分あれば終わります。
超めんどくさがりな人なら、フィニッシュラインのワンステップクリーナー&ルーブ。
しっかりやりたい人は、あんまり向かなそうな道具ですね・・・
オイル付けた後にウェスで拭くと思いますが、そのウェスってどんどん汚れていきますよね。
しまいには捨てるしかなくなるわけですが、それと同じかと・・・
【駆動系をめんどくさがる奴は、駆動系に泣く】、【チェーンオイルを笑う者は、チェーンオイルに泣く】という諺は私が作りましたが、
ちゃんとやった人は、極上の低抵抗性を楽しめるし、面倒な人は、そんな時間かけるよりも簡略化したいわけで。
とはいえ、何日もロングライドしているような人なら、出先で簡単にオイル差せるので便利だとは思います。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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