先日も書いた件ですが。
実際に静岡県の磐田~御前崎を走ってきた方から、情報を頂きました。
太平洋岸自転車道(静岡)の現状
磐田・袋井・掛川・御前崎市の4市で,取り組み方の違いが垣間見えました
磐田市では防風林の中を走る区間が多く車止めも柔らかい樹脂製になっており走り易い環境です
河口を渡る前後の一般道では,なんとしても自動車と自転車を切り離したいという感じで福田港周辺では歩道をルートに指定されていました(民家前の自転車通行可の歩道ですので通る事を躊躇しました)
磐田市福田港周辺 民家の前の自転車通行可の歩道に線を引いたという荒業です
袋井市・掛川市では砂の堆積に対し,ギブアップしてしまったような感じで迂回路を指定し国道150号線より一つ内側の道にナビラインと看板を設けて走り易い道が用意されていました
掛川市菊川河口西 潮騒橋から30m程の地点です
道は砂で全て埋もれています袋井市迂回ルート
車の通りの少ない道の両側にナビラインそして黄色の看板で案内がされています
御前崎市は浜岡砂丘の西側は砂に埋もれていたり,ゴミが放置してあったりで手付かず状態
浜岡原発前では車道を堂々と走らせているにも関わらず御前崎灯台西の『サンロード』では車道の脇に自転車専用レーンがありそこは,入口が気付きにくかったり,道幅が狭くスピードの出てしまう坂にあるには不適当でいわゆる行政で言われる「成果もの」の感じがよく出ていました
今後も『初心者キラーの道』として恐れられる事でしょう
という感じのようです。
【ナショナル】サイクルルート・・・
まず気になった点です。
歩道が自転車専用と誤解・・・されませんかね。
これで地域の住民が困らないのかが不思議です。
次に、太平洋岸自転車道では既にお決まりのコレ。
オフロード化しているというw
まえにもこの件は書いていますが、
このあたりの本来の自転車道は、砂で埋もれているのがデフォルト仕様みたいになっているようです。
もちろん行政側も時々清掃(?)とかしているんでしょうけど、海沿いなので追い付かないのが現状なのかもしれません。
これが【ナショナル】サイクルルートですからね・・・
まあ、砂地に突っ込むロードバイクがいるとは思えませんし、ロード以外でも突っ込む人はいないでしょうけど。
問題はむしろこっち・・・
自転車道風にセンターラインまで描いてますが、いろいろ間違っているような気がします。
期待していませんが
ナショナルサイクルルートと謳うからには、当然行政側も何度も自転車で走行しているはず・・・と信じたいところです。
つくば霞ヶ浦りんりんロードも、県知事が走ってズッこけたことで号令がかかり、高圧洗浄や舗装の見直しになってますが、残念ながら全て完了する前に事故が起こってしまいました。
言い方は悪いかもしれませんが、お偉いさんが試走して、転倒しないと分からないこともあるのが現実。
県知事とか県議会議員が集団でナショナルサイクルルートを試走し、何人か転倒しないとわからないのかもしれません。
まあ、世界に誇るジャパニーズサイクリングコースだとして紹介していくわけですから、安易なものにならないように願うだけです。
ちょっと前に、彩湖で夜間、ロードバイクでスプリント練習して事故が起きているのですが、
真っ暗なところでスプリントすれば何が起こるかくらいわかりそうな話なんですけどね。
違う視点に立つと、そもそも練習する場所がないという話にもなるのかも。
ということで情報提供ありがとうございました。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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