ロードバイク界隈ではチェーンオイルといえば、フィニッシュラインを欠かすことが出来ないくらいメジャーですが、フィニッシュラインの赤なんかは使った経験がある人は多いのではないでしょうか?
そんなフィニッシュラインから、新しくホットワックスやワックスルブが出るらしい。
HALO HOT WAX
ちょっと前にSILCAが「CHAIN WAXING SYSTEM」という、独自の煮込み器とワックスを発表してますが、
フィニッシュラインとしてもチェーンをワックス掛けする方向にいくらしく、HALO HOT WAXを発表。
海外では既に代理店サイトなどにも出ています。
高精製パラフィン、球状タングステン、セラミック粒子の3つをメインにしている模様。
①高精製パラフィン
汚れを引き寄せたりチェーンに付着させず、ドライなコーティングを維持する。
②球状タングステン
トルクのペダリングによって起きる振動摩擦を軽減する。
③セラミック粒子
磨耗を軽減しドライブトレインの寿命を長持ちさせる。
若干よくわからないのは、この包装ごと(?)鍋に入れてグツグツさせて、付属するチェーン浸漬ツールにチェーンをセットして浸すらしい。
SILCAの「CHAIN WAXING SYSTEM」では、STRIPCHIPとホットワックスを溶かした中に新品チェーンを入れて「グリス抜き」と「ワックス掛け」を同時にするみたいだけど、フィニッシュラインのHALO HOT WAXは脱脂工程は別にやり、そのあとに使ってワックス掛けするというイメージか。
HALO WAX LUBE
こちらのHALO WAX LUBEは液体ルブバージョンになっていますが、HALO HOT WAXと成分は同じで高精製パラフィン、球状タングステン、セラミック粒子の3つを軸にしている。
ちょっと気になるのは、先っぽ。
SMART LUBERというタイプになっています。
どうも従来の先っぽに比べて注油しやすい構造のようですが、注油量の調節がしやすいのか、それともフィニッシュラインが考える「必要最適量」が一滴ずつ出る仕組みなのかはわかりません。
HALO WET LUBE
こちらはウェットルブですが、Gas-To-Liquid、球状タングステン、セラミック粒子の3つを軸にしたもの。
これにもSMART LUBERという先っぽがついてますが、いわゆる赤ボトルなどの先っぽが変更されているわけではないので、Haloシリーズだけのスペシャルバージョンなのかもしれません。
どのようにスペシャルなのかは謎です。
フィニッシュラインといえば
フィニッシュラインといえば最強の汚れにくさを誇るセラミックワックスルブがありますが、今回発表されたHALO WAXはセラミックワックスルブより上位グレードになる模様。
というのもHALO WAX LUBEのボトルが120ml69.99オーストラリアドル、日本円で約6900円。
セラミックワックスルブの日本での価格は120mlで2200円なので3倍くらいのお値段…
なかなかのお値段になってますが、詳細は日本での発表を待ちましょう。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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