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チェーンワックスをシフトワイヤーに使えば悪化するのは当たり前。

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固形タイプのホットワックスのみならず、昔から「チェーンワックス」(リキッドタイプ)はいくつかありますが、

 

シフトワイヤーにチェーンワックスを使ったら、リアディレーラーの動きが悪くなった!ワックスはダメだ!」

 

みたいな意見をみまして。

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チェーンワックスの原理とシフトワイヤーに使う妥当性

チェーンワックスにもいろいろあるけど、基本的に共通するのは

 

「きちんと脱脂してから施工しないと、ワックスが定着しない」

 

SILCAのホットワックスについては、新品チェーンのグリスを分解して違う成分に置き換えるようなイメージだから「新品チェーンを脱脂せずに施工」となってますが、

SILCAのSTRIPCHIPは、グリスをワックスに変える?新品チェーンのグリス落としとワックス施工が10分ちょっとで完了するシステム。
先日取り上げたSILCAの「CHAIN WAXING SYSTEM」ですが、SILCAの動画を見ていたら、なんか壮大に意味がわからないけど、「工場出荷時のチェーンについているグリスをワックス成分に置換する」と。脱脂不要でグリスがワックス成分...

それ以外のチェーンワックスについては、脱脂してから使う。
シフトワイヤーにチェーンワックスを使えば、シフトワイヤーを脱脂することは困難なんだからワックスが定着せず、定着しなかったワックスのカスがシフトワイヤー内で詰まって動きを妨げることくらい予想できるわけで、そりゃリアディレーラーの動きが悪くなるのは当たり前でしょと…


本来の目的外に使い、しかもワックスが定着せずカスが出ることが予想される状態に使って「ワックスはダメだ!」と発狂されても、

管理人
管理人
そりゃそうだろ…

としか言いようがないんですよね。

 

チューブレスレディタイヤにはシーラントが必要ですが、同じ白濁液で乾くとパリパリになるからといって「マイシーラント」を注入して

 

「パンクしたけど塞いでくれなかった!」

 

と発狂されても、そりゃそうだろとしか言いようがない。
それと同レベルにしか思えないのよね…

思うに

チェーンワックスについては、Zero Friction cyclingでの実験ではなかなか好成績を出してますが、

REX Black Diamond Hot Wax。チェーンオイルよりも固形ワックスの時代へ。
チェーンの低摩擦性を求める意気込みはなかなか凄いなと思ってしまいますが、以前からチラホラ海外記事で見かけるのがチェーンオイルではなく固形ワックス。フィンランドのREXというブランドの「Black Diamond Hot Wax」が最強みたい...

同じリキッドタイプのチェーンワックスでも、なぜかフィニッシュラインのセラミックワックスはおかしな数字になっている。
この原因はよくわかりませんが、逆にEffetto Mariposa Flowerpower Waxはなかなか好成績だったりする。

 

全て正しい数字とは思わないので参考程度に捉えるのがよいと思うけど、チェーンでの話をシフトワイヤーに使っても同じ…なわけもないし(原理を理解しているのか?)、いろんな人がいるんだなあとしか思わないけど、おかしな使い方をして「ダメ」と認定して何かいいことがあるのだろうか。
不思議です。


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