読者様から質問を頂きました。
読者様
マックオフの超音波施工プログラムをみると、チェーンオイルを温めることでオイルの粘度を下げてチェーン内部に浸透させるとあります。
一方某ケミカル屋さんは「うちのルブ粘度が低いから超音波施工しなくてもチェーン内部に浸透する」みたいな話をしてますが、一方で「オイルどぶ漬けのほうが効く」ともしていて、結局通常の手挿しでは「十分なオイルの浸透」ではない根拠になっているように思うのですが、どう考えますか?
一方某ケミカル屋さんは「うちのルブ粘度が低いから超音波施工しなくてもチェーン内部に浸透する」みたいな話をしてますが、一方で「オイルどぶ漬けのほうが効く」ともしていて、結局通常の手挿しでは「十分なオイルの浸透」ではない根拠になっているように思うのですが、どう考えますか?
うーん。。。
超音波は振動熱を用いて液体の温度を上げますが、マックオフの仕組みは「温めてオイルの粘度を下げる」効果もあるだろうけど、超音波の波を使ってより強力に内部まで浸透させようとしているのは明らかでして。
なので2つの物理的作用による効果と考えられますが、某ケミカル屋が「どぶ漬けが効く」という話にしても、通常の手挿しより内部に浸透するオイル量が多いことが理由なんじゃないですかね。
まあ、某ケミカル屋だと「手挿し」と「どぶ漬け」による浸透量の違いを実験して計っていそうですが、そのあたりはわかりかねます。
ところで、オイルの超音波施工にしてもどぶ漬けにしても、使用するオイル量が増えるので一般人には現実的ではないと思うのよね。
費用と手間を気にしないならともかくとして。
完全脱脂したチェーン専用のどぶ漬け用オイルを用意して使い回すのも管理が大変だし、個人的にはそこまでするメリットがわからないので…
ホットワックスは冷えたら固まるから使い回しするための保管は楽でしょうけど、たかだか数ワットと捉えるか、重大な差と捉えるかは価値観の違いでしかないと思うのですが。
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


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