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アルミフレームはいつか割れる。けどいつなのかは不明。

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アルミ合金は金属疲労を蓄積していつかは割れる運命です。
ただし、それがいつなのかはわかりません。

アルミフレームはいつか割れる運命

今さら何の話?と思った人。
いやね、ちょっと前に書いた記事について頂いたご意見に違和感がありまして。

 

定価約80万のアルミロードの価値。
先日の記事なんですが、記事をアップする前から約80万のアルミロードを買う人っているんかいな?みたいな話を読者様としてまして。約80万のアルミロードスペシャライズドのALLEZ SPRINT LTDは、アルミフレーム完成車ながら、お値段は79...

 

読者様
読者様
耐久性重視であえてアルミフレームを選ぶ人もいる。
カーボンをあえて避けている。

耐久性という表現がクセモノですが、打撃系アタックやいわゆる「締めすぎ」についてはカーボンのほうが弱い。
前にも読者様からも事例を頂いてますが、

 

【注意】購入して1週間、カーボンフレームが割れたという事例。落車なし。
読者様より、購入して1週間でカーボンフレームが割れたという事例の相談を受けました。なんともお気の毒な・・・という案件です。買って1週間では、ほぼ乗ってませんので・・・※この記事では、メーカーや車種などは書きません。そこが本質ではないと思うの...

 

トップチューブは薄いので、あっけなく割れることも。
けど打撃系アタックではなくて走行疲労によるものなら、カーボンフレームのほうが耐久性は高いです。

 

「アルミフレーム クラック」で検索すると、たくさん事例は出てきます。
まあ、カーボンフレームが割れた体験記も探せばいくらでも出てきますが笑。

 

それこそルック車から、有名ブランドのものまで出てきます。
けど、15年くらい乗っていてもノートラブルの人も普通にいますから、それがいつなのかはわからないということ。
もちろん、カーボンだから絶対に壊れないこともあり得ませんし、クロモリでもクラックが入ることはある。

タイムが採用したダイニーマ

タイムは新しく出したグラベルロードに、ダイニーマを使ったカーボンを採用しています。
「同じ重量のスチールに比べて15倍強く」とありますが、気を付けたほうがいいのは「同じ重量のスチール」との比較であること。

 

TIME ADHX。タイムがついにグラベルロードへ?
そういやタイムって、グラベルロード無いよなと今さら気がついた笑。フランスの名門ブランドTIMEから、ADHXというグラベル・オールロードが発表されました。TIME ADHXwww.timebicycles.com「いつかはタイム」と呼ばれる...

 

ロードバイクにおいて、スチールフレームとカーボンフレームを同じ重量にして作ることは「あり得ない」こと。
フレーム単体でいうなら倍近い重量差があるかと。

 

要は強度が高い素材な分、薄く軽量にしても強度は保てるわけなので、勘違いしないよう。
グラベルロードということもあり、それほど軽量化に重きを置いてない印象です。
けどタイムの自信作のようですし、タイム久々のニューフレームなので、期待は持てます。
タイム、カッコいいんだよなあ。

結局のところ

アルミフレームだろうとカーボンフレームだろうと、永久に使えるわけではないので、理想としては数年ごとに買い換えなのかもしれませんが、アルミって割れる前に予兆があるのかというと、基本的には無い。
なんかおかしなガタがあるとか、異音があるときは既に異常が出ている可能性もあるので、きちんと状況を確認することしかない。

 

そういう意味では、KHSの「フレーム半額」の奴は理想的なのかもしれません。

 

KHSの、フレーム50%半額サポートが凄すぎる。経年劣化で半額購入。
ちょっと前に、KHSのCLUB2100というクロモリフレームの話を書きましたが、読者様の中で、カーボンロードからこれに乗り換えたく、非常に前のめりになりいろいろ調べている方がいまして、今日は実物を見に行ったそうです。なんか気持ちがわかるわー...

 

実際にぶっ壊れたかどうかを問わず、一定期間使うと半額でフレームを購入出来るシステム。
実際にどれくらいの人がこれを使ってフレームをリフレッシュしているのかは謎ですが。

アルミフレームだからカーボンフレームよりも耐久性があるというのは、ちょっと疑問。
単純な走行疲労「だけ」ならカーボンフレームのほうが耐久性は高いけど、カーボンフレームのほうが取り扱いはシビアなような。




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