すみません、下記のようなメールが来たのですが、
「メールタイトルのみ」で「メール本文がない」ので、何を聞きたいのかわかりません笑。
たぶんですが、このあたりのツーリング車のギアが3×10になっていることに関係しているのかなと予想します。
ツーリング車がフロントトリプルな理由
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なので勝手に話を進めますが、上で挙げたフジのTouring Discにしても、トレックの520にしてもフロントトリプル採用です。
フジTouring Disc | トレック520 | |
フロント | 48/36/26T | 48/36/26T |
リア | 11-36T(10s) | 11-36T(9s) |
最小ギア比 | 0.72 | 0.72 |
ツーリングバイクがフロントトリプルを採用する理由は、最小ギア比の確保なんだと思います。
トリプルにすれば、実質的には被りまくるわけです。
一例として9sのトレック520から。
11 | 13 | 15 | 17 | 20 | 23 | 26 | 30 | 36 | |
48 | 4.36 | 3.69 | 3.2 | 2.82 | 2.4 | 2.09 | 1.85 | 1.6 | 1.33 |
36 | 3.27 | 2.77 | 2.4 | 2.12 | 1.8 | 1.57 | 1.38 | 1.2 | 1 |
26 | 2.36 | 2 | 1.73 | 1.53 | 1.3 | 1.13 | 1 | 0.87 | 0.72 |
3×9といってもギア比が被りまくるので実際に使えるギアは限られてきますが、ツーリングバイクがフロントトリプルを採用するのは、荷物を積載して重い自転車が登るためには小さいギア比が必要になるわけで、そのためにはフロントをトリプルにするしかないのでしょう。
フロントは隣のギアとの歯数差16Tとかまでしかディレーラーが対応してないわけで、48/26Tのダブルとかでは変速不可能(歯数差22T)。
なのでトリプルにせざるを得ないわけですが、あくまでも最大ギア比と最小ギア比の確保が目的でトリプルなんだと思うので、途中が被りまくるのはしょうがない。
まあ、一昔前のクロスバイクなんてフロントトリプルがデフォルトでしたが、昔ながらのランドナーとかフロントトリプルですよね。
質問については本文がないのでわかりませんが(笑)、ツーリングバイクといえばフロントトリプルだし、トリプルを採用する理由としては最小ギア比の確保なんだと思います。
最小ギア比「だけ」なら
まあ、最小ギア比「だけ」ならフロントシングルでデカイスプロケットを投入しても達成できますが、例えば先日発表されたマイクロソフトマイクロシフトのグラベルコンポにしても、
フロントシングルの最小ギア比は40/48T(0.83)、ダブルだと29/38T(0.76)。
トリプルについてはMTBでも既に廃れてますが、ツーリングバイクといえばフロントトリプルというイメージが強い。
チェーンラインやたすき掛けを考えるとトリプルってビミョーな気もしますが、シングルでも最小ギア比自体は確保できるわけで、あえてツーリングバイクでフロントシングルの人もいるのでしょうか?
ツーリングバイクというと、チェーンガード付きのトリプルというイメージが強いですね。
ダブルやシングルでも最小ギア比だけなら確保できるでしょうけど、最大ギア比も確保したいからトリプル…なのかな。
ところで、質問の内容については本文をお願いします。
ついには質問タイトルから質問内容を推測して答えるスタイル…になってしまったのですかね笑。
ちなみに、最近はツーリングバイクというよりもグラベルロードでのバイクパッキングなのかもしれません。
あと、マイクロシフトの紐式コンポって、意外と注目されているみたいですね。
なんでもかんでもエレクトリックになって高額化するよりも、紐でいいから価格を抑えてくれと思う人も当然いるわけですが、マイクロシフトってパーツの入手性はどうなんだろ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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