blog 車両が横断歩道を通行することは禁止されていない。 以前、車両(自転車のみならず)が横断歩道を通行(横断)することを禁止した規定はないんですよとどこかで書いた記憶がありますが、 実際のところ、禁止する規定はなく、歩行者や他の車両の正常な通行を妨害するおそれがあるときは禁止(25条の2第1項)... 2023.04.08 blog交通法規、マナー
blog 白山通りの自転車レーンが抱える本当の恐怖。 東京都の白山通りには、非常に悪名高き「普通自転車専用通行帯」がありますが、 ここの問題点としては、「ドア開け事故」リスクがあること。 しかしそれ以外にも問題があります。 白山通りの自転車レーンが抱える本当の恐怖 ドア開け事故については、基本... 2023.04.07 blog交通法規、マナー
blog 優先関係と誤解。なぜ判断できるのやら。 昨日の記事ですが、 結構不思議なのは、「直進優先だ!」と「言い切る人」がいたりすること。 おそらく道路交通法に詳しくないからそうなるのでしょうけど、あの動画だけで判断できることなんてないのですけどね… 直進と左折の関係 これですが、 ・大型... 2023.04.07 blog交通法規、マナー
blog 自転車の「サイドライト」は違反になるか? 「サイドライト」なんて初めて聞きましたが、そんなもんがあるのですね。 読者様から質問を頂きました。 たぶんですが ぶっちゃけて言いますと、「違反となる可能性もあればならない可能性もある」、としか言えません。 若干気になる点がいくつかあります... 2023.04.07 blog交通法規、マナー
blog 大型車の左折と、後続2輪車の巻き込み未遂。 ある意味凄いわ。 これについていくつか質問をいただきました。 イエローライン超え? まず一つ目。 イエローのセンターラインは「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」。 17条5項4号の道路標示です。 (通行区分) 第十七条 5 車両は、次... 2023.04.06 blog交通法規、マナー
blog 自転車のトンネル内事故はいかに防ぐか? この手の事故は残念ながら定期的に発生しています。 大阪府河内長野市のトンネルで男性が車道で倒れ、死亡しているのが見つかりました。警察はひき逃げ事件として捜査しています。 自転車のトンネル内事故 残念ながら、このような事故はそこそこ発生する。... 2023.04.06 blog交通法規、マナー
blog 民事判例と警音器の罠。 以前、自転車を追い越しや追い抜きする際のクラクションの判例を挙げてますが、 基本的な考え方はこれ。 先行自転車ヘルメットふらつきなど、具体的危険もないのにクラクションを鳴らすのは違法 ところで、民事の判例では「クラクションを鳴らして注意する... 2023.04.06 blog交通法規、マナー
blog 電動キックボードと飲酒運転対策。 先日、フランスのパリで電動キックボードの「シェアリング事業継続の是非」を問う住民投票があった件については、報道で見た人もいると思います。 パリで2日、電動キックボードのシェアリングサービス継続の是非を問う住民投票が行われ、反対が圧倒的多数を... 2023.04.05 blog交通法規、マナー
blog 自転車はどのように道路を横断する?自転車の横断ルールとは。 自転車の横断ルールって、あまり知られていないのかなと思うところがありまして。 今回は自転車の横断ルールについて解説します。 自転車の横断ルール 自転車横断帯を使って横断する義務 自転車が横断する際のルールですが、自転車横断帯がある付近では自... 2023.04.05 blog交通法規、マナー
blog 歩道を通行する自転車と、路外に出るために左折するクルマ。 このような事故は悲しいところですが、 県道を走っていた車がこちらの駐車場に入ろうと左折したところ走ってきた自転車と衝突したということです 要は歩道通行自転車と、路外に出るために左折したクルマが歩道上で衝突した事故になります。 一時停止 歩道... 2023.04.05 blog交通法規、マナー
blog 歩行者の直前横断…回避不可能なのか? うわー、という感想しかありませんが… ちょっとだけ解説。 見ればわかる直前横断 この場合、道路交通法13条1項でいう「直前横断」。 (横断の禁止の場所) 第十三条 歩行者等は、車両等の直前又は直後で道路を横断してはならない。ただし、横断歩道... 2023.04.04 blog交通法規、マナー
blog 煽り運転「後悔してない」。 なんですか、この記事は? 煽り運転「後悔してない」 「“あおり運転”をしたことを後悔しているか」を聞くと、「後悔している」が43.5%、「後悔していない」が56.5%となり、「後悔していない」が半数を上回る結果となりました。 おい! 後悔は... 2023.04.03 blog交通法規、マナー
blog 「執拗性」をなぜ求めるか? こちらの続きです。 執拗性をなぜ求めるか? まずはおさらいから。 ……… 妨害運転罪(道路交通法117条の2の2第1項8号)はこのように規定しています。 第百十七条の二の二 八 他の車両等の通行を妨害する目的で、次のいずれかに掲げる行為であ... 2023.04.03 blog交通法規、マナー
blog 「小児用の車」は歩行者扱い。 先日書いた内容についていきなり「嘘つき」呼ばわりされるインターネットって凄いですよね。 近々改正予定ですが、改正後も結局は歩行者扱い。 現在の法規で示しますね。 (定義) 第二条 3 この法律の規定の適用については、次に掲げる者は、歩行者と... 2023.04.03 blog交通法規、マナー
blog 「追いつかれた車両の義務」を誤解しないで。 こういうトラブルは絶えない… ちょっといつもとは切り口を変えてみます。 追いつかれた車両の義務違反? こういうトラブルが起きたときに、「自転車は追いつかれた車両の義務違反」という人がいます。 追いつかれた車両の義務って、軽車両は対象外なんで... 2023.04.01 blog交通法規、マナー
blog 歩行者用信号が、車両用信号よりも早く「赤」になる理由。 不公平感、と感じる人もいるのか~とある意味勉強になりましたが、 そもそも、なぜ歩行者用信号のほうが早く赤に変わるのでしょうか? 歩行者用信号のほうが早く「赤」になる理由 確かにこの方が言うように、歩行者用信号を先に「赤」にすることにより、右... 2023.04.01 blog交通法規、マナー
blog 交差点安全進行義務と、優先規定。 いきなりですが、高知白バイ事故というものをご存知でしょうか? YouTubeで探せばいくらでも出てきますが、冤罪が疑われている事件です。 4:50あたりからが分かりやすいと思いますが、バス運転手と検察側の主張が大きく異なっていたものです。 ... 2023.03.31 blog交通法規、マナー
blog 僕ニハ理解ニ苦シム優先とは。 先日、「テロリストになれ」というフリを頂いた気がしますが、 それとは特に関係ありません。 優先 以前からこちらの方、「道路交通法38条は横断歩道を横断しようとする自転車も優先だ」みたいな珍説を掲げていたと記憶していますが。 「譲る」って道交... 2023.03.31 blog交通法規、マナー
blog その信号、何を規制しているかは「わからない」。 先日のこちら。 この信号は何を規制しているのか、管轄署に聞いてみました。 わからない この信号の対面にはファミマがあるだけだし、一方通行の一時停止道路とは明らかにズレている(左斜め方向に信号がある)。 まず疑問1。 ということで結局わからな... 2023.03.31 blog交通法規、マナー
blog 追い越し、追い抜き時の側方間隔を具体化するメリットとデメリット。 こちらの続き。 側方間隔を具体化するメリットとデメリット 要はこの規定に具体性がないことから、事故未発生の場合には取締り対象にならないという問題がある。 (追越しの方法) 第二十八条 4 前三項の場合においては、追越しをしようとする車両(次... 2023.03.30 blog交通法規、マナー
blog なぜ?見通しが悪い交差点で徐行義務がある理由。 一時停止って大切ですよね。 そもそも、一時停止とは「止まる」だけが義務ではない。 一時停止の意味 一時停止って「止まったか」だけの問題ではなくて、交差道路の進行妨害もしちゃいけないので、 (指定場所における一時停止) 第四十三条 車両等は、... 2023.03.30 blog交通法規、マナー
blog テロリスト呼ばわりされました。 テロリスト呼ばわりされましたが、 これは喜んだほうがいいのか、キレたほうがいいのか、発狂すべきタイミングなのか悩みますね。 悩む程度に特に感情がない、というほうが正解なのかもしれません。 深読みするならば、「テロリストのようになれ!」という... 2023.03.29 blog交通法規、マナー
blog リアライトは至近距離追い越しの対策になるか? こちらの続きです。 この手のデバイスが「至近距離追い越し」への対策になるか?という話。 効果はあるかと 結局のところ、至近距離追い越しするかしないかは後続車の問題でしかないので、このようなデバイスがあるから後続車が必ず側方間隔を取るとは当然... 2023.03.29 blog交通法規、マナー備品
blog この「自転車事故」でドライバーに過失がつくポイント。 マスメディアいわく「横断」だそうですが、道路交通法的には「交差点を直進」ですね。 単純な話になりますが、自転車が優先道路の進行妨害をしたものと言えます。 ところで、このようなケースにてドライバーが無過失にはなりませんが、何を過失と考えるので... 2023.03.28 blog交通法規、マナー